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公式

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結果

必要な苛性ソーダ(NaOH)量
65.55
グラム
150.76 g
バッチ全体の重量 716.31 g

石鹸の苛性ソーダ計算機とは?

このツールは、コールドプロセスやホットプロセスで石鹸を手作りする方に向けて、使用するオイルの重量に対して必要な水酸化ナトリウム(苛性ソーダ・NaOH)と水の量を正確に算出します。苛性ソーダの量を正しく計算することは、石鹸作りにおける安全性と品質を左右する最も重要なステップです。多すぎれば肌に刺激の強い、危険なほどアルカリ性の石鹸になり、少なすぎれば固まらずベタついた仕上がりになってしまいます。単一のオイルでも複数のオイルをブレンドした場合でも、合計のけん化価さえ分かれば計算できます。

使い方

まずオイルの総重量をグラム単位で入力します。次にけん化価(SAP値)を入力します。これはオイル1gをけん化するのに必要な苛性ソーダのグラム数で、たとえばオリーブオイルは約0.135、ココナッツオイルは約0.190です。複数のオイルをブレンドする場合は、各オイルのけん化価を配合比で加重平均した値を使います。さらにスーパーファット率(一般的には5%)を設定すると、一部のオイルをけん化させずに残し、よりマイルドな石鹸に仕上げられます。最後に水と苛性ソーダの比率(通常2.0〜2.5程度)を選びます。計算機が苛性ソーダ・水・バッチ全体の重量を返します。

計算式の解説

苛性ソーダの基本必要量は オイル重量 × けん化価 で求めます。これに (1 − スーパーファット率) を掛けることで苛性ソーダを少し減らし、一部のオイルを石鹸の中に残します。水の量は 苛性ソーダ × 水の比率 です。たとえば比率2.3なら、苛性ソーダ1gあたり2.3gの水を使います。

$$\text{Lye} = \text{Oil} \times \text{SAP} \times \left(1 - \frac{\text{Superfat}}{100}\right)$$$$\text{Water} = \text{Lye} \times \text{Water Ratio}$$$$\text{Batch} = \text{Oil} + \text{Lye} + \text{Water}$$
油の重量にSAP値とスーパーファット係数を掛けて苛性ソーダと水の量を求めるフラットな図
油の重量、SAP値、スーパーファットがどう組み合わさって苛性ソーダと水の量を決めるか。

計算例

オイル500g、けん化価0.138、スーパーファット5%、水の比率2.3の場合:苛性ソーダ = \(500 \times 0.138 \times 0.95 = 65.55\)g。水 = \(65.55 \times 2.3 = 150.765\)g。バッチ全体 = \(500 + 65.55 + 150.765 = 716.315\)g となります。

油と苛性ソーダ液から石けんバーまでのコールドプロセス石けん作りの工程を描いたフラットなイラスト
コールドプロセスの流れ:油と苛性ソーダ液を混ぜ、型に流して熟成させ石けんにする。

よくある質問

これはNaOH用?それともKOH用? この計算機はNaOH(固形石鹸用の苛性ソーダ)のけん化価を使用しています。KOH(液体石鹸用の苛性カリ)は異なるけん化価を用い、1.403の換算係数が必要になります。

スーパーファットはどのくらいが良い? 5%が万能で安全な目安です。洗濯用や硬めの石鹸なら1〜3%、洗顔用なら7〜8%が向いています。

仕込む前に必ず計算機で確認を。 苛性ソーダは強アルカリで危険です。手袋とゴーグルを着用し、必ず「水に苛性ソーダを加える」順番で作業してください。逆(水を苛性ソーダに注ぐ)は絶対に行わないでください。

最終更新: