クロージングコストとは?
クロージングコスト(closing costs)とは、米国などで住宅購入を最終的に成立させる際に買主が支払う各種手数料の総称で、頭金(down payment)とは別に発生します。一般的にはローン組成手数料、住宅鑑定(appraisal)、権原保険(title insurance)、エスクロー費用、登記手数料、前払いの税金や保険料などが含まれます。米国の多くの市場では、買主側のクロージングコストは物件価格のおよそ2%〜5%に収まるのが目安です。本ツールでは、この想定割合をひとつ入力するだけで、おおよその金額を素早く把握できます。なお、日本の不動産取引における仲介手数料・登記費用・印紙税などの「諸費用」とは費目や慣行が異なる点にご注意ください。
この計算ツールの使い方
物件価格と、想定するクロージングコストの割合(%)を入力してください。本ツールはこの2つを掛け合わせてクロージングコストを試算し、さらに物件価格に加算することで、決済時(クロージング)に必要な現金の総額を表示します(ローンによる融資分は除く)。割合を変えれば、楽観的なケースと保守的なケースを簡単に比較できます。
計算式の解説
計算はとてもシンプルです。
$$\text{クロージングコスト} = \text{物件価格} \times \frac{\text{割合}}{100}$$
たとえば「3」のように整数のパーセントで入力した場合、100で割ることで小数(\(0.03\))に変換してから物件価格に掛けます。
計算例
たとえば30万ドルの住宅を購入し、クロージングコストを3%と想定するとします。
$$\text{クロージングコスト} = 300{,}000 \times \frac{3}{100} = 9{,}000\ \text{ドル}$$
必要な現金の総額(物件価格+諸費用)は\(309{,}000\)ドルとなります。ローンを利用して購入する場合は、このクロージングコスト部分が、頭金とは別に自己資金から支払う金額にあたります。
よくある質問
クロージングコストは誰が払うのですか? 買主・売主の双方がそれぞれ手数料を負担しますが、本ツールが試算するのは買主側の費用です。取引によっては、売主が買主の費用の一部を負担することに合意する場合もあります。
どの割合を使えばよいですか? 無難な初期値は3%ですが、費用は貸し手・地域・ローンの種類によって変わるため、2%〜5%の幅で見積もっておくと安心です。
これに頭金は含まれますか? いいえ。クロージングコストは頭金とは別物です。決済に必要な資金を計画する際は、両方を予算に入れておきましょう。