セーブ率とは?
セーブ率(SV%)は、アイスホッケー、サッカー、ラクロスなど「ゴールを守る」競技で、ゴールキーパーの実力を測る代表的な指標です。枠内シュートのうち、どれだけの割合を止められたかを表します。数値が高いほど、最後の砦としての信頼度が高いことを意味します。北米のNHLでは、トップクラスのキーパーは概ね.920以上を記録し、シーズンを通して.900を下回ると物足りない成績とされます。
このツールの使い方
被シュート数(キーパーが受けた枠内シュートの総数)と失点数(防ぎきれずに決められたシュート数)を入力してください。被シュート数から失点数を引いてセーブ数を求め、それを被シュート数で割って算出します。結果はホッケーで一般的な小数第3位までの表記(例:.920)と、対応するパーセンテージの両方で表示されます。
計算式の解説
計算はとてもシンプルです。\( \text{SV\%} = \text{セーブ数} \div \text{被シュート数} \) であり、\( \text{セーブ数} = \text{被シュート数} - \text{失点数} \) です。これをまとめると次の式になります。
$$\text{SV\%} = \frac{\text{被シュート数} - \text{失点数}}{\text{被シュート数}} \times 100$$
結果は0から1の間の比率になるため、慣例として先頭の0を省略して表記します。たとえば0.915ではなく「.915」と書き、英語圏では「ナイン・フィフティーン」と読みます。
計算例
あるキーパーが30本のシュートを受け、2失点したとします。セーブ数 \( = 30 - 2 = 28 \)。$$\text{SV\%} = \frac{30 - 2}{30} = \frac{28}{30} = 0.9333$$ つまり.933となります。これは1試合あたりとしては非常に優秀な成績で、全シュートの93.3%を止めた計算になります。
よくある質問
良いセーブ率の目安は? プロのアイスホッケーでは.910〜.920が安定した水準で、.925を超えればトップクラスです。基準はリーグや競技によって異なります。
エンプティネットの失点はセーブ率に含まれますか? 通常は含まれません。キーパーがゴールを離れている状態のため、公式記録ではエンプティネットの失点はSV%に計上されないのが一般的です。
セーブ率とGAA(防御率)の違いは? セーブ率は止めたシュートの割合を表すのに対し、GAA(失点平均、Goals-Against Average)は60分あたりの失点数を表します。セーブ率はキーパーが受けたシュートの多さに左右されません。