会議コスト計算ツールとは?
会議は、組織にとって最もコストの高い資源のひとつ――「人の時間」を消費します。このツールは、その時間を具体的な金額に置き換え、その会議を本当に開く価値があるのかを判断できるようにします。参加人数に平均時給と会議時間を掛け合わせるだけで、「ちょっと打ち合わせを」の1時間が実際にいくらかかっているのかが一目でわかります。なお金額の例はドル($)で表示していますが、計算方法は通貨にかかわらず同じで、日本円(時給)でもそのまま使えます。
使い方
参加人数、平均時給、そして会議時間を「時間」と「分」で入力してください。すると、参加者の人件費に換算した総コスト、会議時間を小数で表した値、そして1分あたりのコストが表示されます。予定をオーバーした1分1分の重みを実感できるはずです。
計算式の解説
基本となる式は
$$\text{コスト} = \text{参加人数} \times \text{時給} \times \text{会議時間(時間)}$$です。会議はきれいに1時間単位で終わることがほとんどないため、会議時間は
$$t = \text{時間} + \frac{\text{分}}{60}$$で計算します。たとえば時給60ドルの8人が45分間会議をする場合、45分は0.75時間なので、コストは \(8 \times 60 \times 0.75 = 360\) ドル となります。
計算例
平均時給50ドルの参加者が5人、会議時間が1時間だとします。
$$\text{コスト} = 5 \times 50 \times 1 = 250 \text{ドル}$$1分あたりのコストは \(250 \div 60 \approx 4.17\) ドル です。会議を40分に短縮すれば、おおよそ83ドルの節約になります。
よくある質問
基本給と総人件費、どちらを使うべき? より正確な数字を出したいなら、福利厚生費や間接費を含めた「総人件費ベースの時給」を使いましょう。一般的に基本給の1.25〜1.4倍程度が目安です。
平均時給はどう求めればいい? 各人の年収を年間の労働時間(約2,080時間)で割り、参加者全員で平均を取ります。
準備時間も含まれますか? いいえ、対象は会議そのものの時間だけです。全体像を把握したい場合は、準備や事後対応にかかる時間も会議時間に上乗せして入力してください。