PST→EST変換ツールでできること
このツールは、太平洋標準時(PST)の時刻を東部標準時(EST)に変換します。どちらもアメリカ合衆国とカナダで使われている時間帯です。PSTとESTの差は常に3時間で固定されており、東海岸は西海岸より必ず3時間進んでいます。PSTの時刻を入力すれば、対応するESTの時刻がその場で表示され、変換結果が翌日にまたぐ場合にはその旨も知らせてくれます。なお、日本との関係でいえば、PSTは日本時間より17時間遅れ、ESTは14時間遅れになります(標準時の場合)。
2つの入力項目
- 時(PST) — 24時間表記の「時」で、0から23までの数値を入力します。0未満の値は0として、23を超える値は23として扱われます。
- 分 — その時の「分」で、0から59までの数値を入力します。範囲外の値は同じように補正されます。
計算式
このツールはまず入力値を「午前0時からの合計分数」に換算し、そこに3時間分のオフセットを足してから、24時間(1日)で循環させます。
$$\text{EST}_{\min} = \left(\text{Hour (PST)} \times 60 + \text{Minute} + 180\right) \bmod 1440$$ $$\text{where}\quad \left\{ \begin{aligned} \text{EST Hour} &= \left\lfloor \tfrac{\text{EST}_{\min}}{60} \right\rfloor \\ \text{EST Minute} &= \text{EST}_{\min} \bmod 60 \end{aligned} \right.$$- 合計分数 = (PSTの時 × 60)+ PSTの分
- EST分数 = (合計分数 + 180)÷ 1440 の余り(mod 1440)
- ESTの時 = EST分数 ÷ 60、ESTの分 = EST分数 mod 60
- 日付オフセット = (合計分数 + 180)≥ 1440 のとき 1、それ以外は 0
日付オフセットが1のときは、EST時刻が翌日にずれ込むことを意味します。夜遅いPSTの時刻を変換するときに役立ちます。
計算例
たとえばPSTで10:30の場合。合計分数 = \((10 \times 60) + 30 = 630\)。これに180を足すと810となり、1440未満なので日付の繰り上がりはありません。EST分数 = \(810 \bmod 1440 = 810\)。ESTの時 = \(810 \div 60 = 13\)、ESTの分 = \(810 \bmod 60 = 30\)。結果は同日のEST 13:30(午後1時30分)となります。
次にPSTで22:00を試してみましょう。合計分数 = 1320、これに180を足すと1500。\(1500 \geq 1440\) なので日付オフセット = 1。EST分数 = \(1500 \bmod 1440 = 60\)。つまりESTは翌日の01:00となります。
よくある質問
サマータイム(夏時間)には対応していますか? いいえ。このツールは標準時に基づく3時間ちょうどの時差を使用します。サマータイム期間中(PDT→EDT)も両方が同時に切り替われば時差は3時間のままですが、どちらか一方の地域だけが切り替わっている期間は、実際の時差が異なる場合があります。
「翌日」と表示されるのはなぜですか? 夜遅いPST時刻に3時間を足すと、東部時間では深夜0時を越えてしまうことがあるからです。日付オフセットは、そのEST時刻が翌日にあたることを示しています。
どの時刻表記で入力すればよいですか? 「時」は24時間表記(0〜23)で入力してください。たとえば午後3時(PST)は「15」と入力します。