干支(えと)とは?
干支(六十干支)は、中国・韓国・日本・ベトナムなど東アジアで広く使われてきた60年周期の暦の数え方です。10種類の「十干(じっかん)」と12種類の「十二支(じゅうにし)」を組み合わせて表します。十二支はおなじみの動物——子(ねずみ)・丑(うし)・寅(とら)・卯(うさぎ)・辰(たつ)・巳(へび)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(いのしし)——のことです。日本ではこの十干と十二支の組み合わせを「干支(えと)」と呼びます。この計算機では、任意の年の十干・十二支に加え、六十干支のなかでの順番を表示します。十干・十二支の名称は、日本で一般的に使われる読み方で示しています。
使い方
まず年の入力方法を選びます。「西暦」モードでは、そのまま西暦の年(例:2026)を入力するだけです。「和暦」モードでは、元号(令和・平成・昭和・大正・明治)を選び、その元号での年数を入力します。ここで「1」は元年を意味します。和暦は次の式で西暦に変換されます——\(\text{西暦} = \text{元号の開始年} + \text{元号年} - 1\)。たとえば令和8年なら、\(2019 + 8 - 1 = 2026\) です。元号と西暦の対応は日本特有のものなので、一覧にない年代を扱う場合は西暦モードを使ってください。
計算式
西暦の年を \(Y\) とします。十干の番号は \(((Y - 4) \bmod 10)\)、十二支の番号は \(((Y - 4) \bmod 12)\) で求めます。いずれも結果が正になるよう剰余を取るため、西暦4年より前の年でも正しく対応します。六十干支のなかでの順番は \(((Y - 4) \bmod 60) + 1\) です。基準となるのは西暦4年で、これが最初の十干(甲=きのえ)と最初の十二支(子=ね)にあたります。
$$\begin{gathered} S = \left(\left(Y - 4\right) \bmod 10\right) + 1, \quad B = \left(\left(Y - 4\right) \bmod 12\right) + 1, \quad C = \left(\left(Y - 4\right) \bmod 60\right) + 1 \\[1.5em] \text{where}\quad Y = \text{Year (CE)} \end{gathered}$$
計算例
令和8年の場合、\(Y = 2026\) です。十干は \((2026 - 4) \bmod 10 = 2022 \bmod 10 = 2\) → 丙(ひのえ/火の陽)。十二支は \(2022 \bmod 12 = 6\) → 午(うま)。組み合わせると「丙午(ひのえうま)」——有名な火の午(ファイヤーホース)の年です。六十干支の順番は \(2022 \bmod 60 = 42\) に1を足して43番目になります。
よくある質問
干支は旧正月で切り替わるの? 伝統的には、干支は旧正月(1月下旬〜2月ごろ)に切り替わります。この計算機は西暦の年の数字をそのまま用いる、一般的に使われる簡略化した方式を採用しています。
なぜ西暦4年が基準なの? 西暦4年が最初の十干・最初の十二支にあたるため、4を引くことで剰余計算が番号0に揃うからです。
この計算機は日本専用なの? 年を西暦で表しさえすれば、干支を求める計算自体は東アジア共通です。日本特有なのは、和暦(元号)での入力モードと、日本式の読み方の部分だけです。