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公式

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結果

必要な蓄電池容量
333.33
アンペアアワー(Ah)
必要な総電力量 2,000 Wh
公称蓄電容量(DoDの余裕を含む) 4,000 Wh
蓄電池の容量 4 kWh

この計算ツールでわかること

「ソーラー蓄電池の容量計算ツール」は、オフグリッドシステムや非常用電源として使うソーラー発電に、どれだけの蓄電容量(アンペアアワー:Ah)が必要かを算出します。計算には、1日の消費電力量、日照のない日でも運転を続けたい日数(自立運転日数)、システム電圧、そして電池ごとに安全に使える放電深度(DoD)を反映します。容量を適切に設計すれば、電力不足で照明が消えてしまう事態も、使い切れない容量に過剰なコストをかける無駄も防げます。

使い方

まず1日の平均消費電力量をワットアワー(Wh)で入力します。各機器の消費電力(W)に使用時間(h)を掛け、すべて合計してください。次に自立運転日数を選びます(日照の多い地域なら1〜3日、曇りが多い地域なら3〜5日が目安)。システム電圧は、小規模なら12V、大規模なら24Vまたは48Vを選択します。最後に、使用する電池の種類に応じた放電深度を設定します(鉛蓄電池なら約50%、リチウム電池なら80〜100%)。

計算式の解説

基本となる式は次のとおりです。

$$\text{Ah} = \frac{\text{1日の消費電力量 Wh} \times \text{日数}}{\text{電圧 V} \times \text{DoD}}$$

DoDは小数で表します(50%=0.5)。分子は蓄える必要のある総電力量を示し、これを電圧で割ることでワットアワーをアンペアアワーに換算します。さらにDoDで割ることで、安全な限界を超えて放電しないだけの余裕(マージン)を確保します。

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使用可能なバッテリー容量と放電深度の上限を比較した棒グラフ
放電深度は、蓄電池の容量のうち安全に使える割合を制限します。
ソーラーパネルが蓄電池を充電し、その電力で家に給電する様子を示すフラットな図
蓄電池は日々の電力をためて、日射のない時間帯も負荷に電力を供給します。

計算例

たとえば1日に1,000Whを消費し、自立運転日数を2日、システム電圧12V、放電深度50%の鉛蓄電池を使うとします。総電力量=\(1{,}000 \times 2 = 2{,}000\,\text{Wh}\)。必要容量は次のように求めます。

$$\frac{2{,}000}{12 \times 0.5} = \frac{2{,}000}{6} = \mathbf{333.33\,\text{Ah}}$$

したがって、12Vでおよそ333Ahの蓄電池を選べばよいことになります。

よくある質問

放電深度(DoD)はどの値を使えばいい? 鉛蓄電池は約50%、AGM/ゲルタイプは50〜60%、リチウム(LiFePO4)は80〜100%が目安です。DoDが高いほど蓄電池を小型化できますが、必ずお使いの電池の仕様書(スペックシート)を確認してください。

自立運転日数を加える理由は? 曇天が続いてソーラーパネルの発電量が落ち込む期間でも、システムを稼働させ続けるためです。日数を多く取るほど、蓄電池は大型化しコストも上がります。

気温は影響する? はい。低温下では使える容量が減少します。氷点下になる寒冷地では計算結果に10〜20%上乗せするか、電池を断熱して保温するとよいでしょう。

最終更新: