MCPで接続 →

計算を入力してください

公式

広告

結果

必要な蓄電容量
66.67
kWh(定格容量)
バックアップ期間をまかなう総電力量 60 kWh
効率損失を考慮した必要容量 70.18 kWh

この計算ツールでできること

「家庭用蓄電池サイズ計算ツール」は、停電時やオフグリッド運用時に自宅へ電力を供給し続けるために必要な蓄電容量(キロワットアワー/kWh)を見積もるためのツールです。1日あたりの消費電力量、何日分を乗り切りたいか、そして蓄電池を安全に使える放電深度(DoD)を入力すると、購入の目安となる定格容量を算出します。電池の種類(リチウムイオン・鉛蓄電池など)やメーカーを問わず、どんな製品にも使える汎用的なツールです。

使い方

まず、1日の平均消費電力量をkWhで入力します(電気の検針票で確認できます。一般的な家庭では1日20〜40kWh程度が目安です)。次に、何日分の自立運転(オートノミー)を確保したいかを設定します。続いて蓄電池の放電深度(DoD)を入力します。リチウムイオン電池は90〜100%まで使えることが多い一方、鉛蓄電池は50%程度が上限とされるのが一般的です。さらに必要に応じて、充放電による損失を見込んだ往復効率(通常90〜95%)を調整してください。

計算式の解説

基本となる計算式は次のとおりです。

$$\text{蓄電容量(kWh)} = \frac{\text{1日の消費電力量} \times \text{バックアップ日数}}{\dfrac{\text{放電深度}}{100} \times \dfrac{\text{効率}}{100}}$$

分子は、バックアップ期間中に供給しなければならない総電力量を表します。これを放電深度で割ることで、実際に使える電力量を、購入時に必要となるより大きな定格容量へ換算します。蓄電池は0%まで使い切るべきではないためです。さらにもう一段、効率で割った値を求めることで、変換時に失われるエネルギーも考慮できます。

放電深度によって決まる使用可能容量と総容量を示すバッテリーの図
放電深度は、バッテリーの総容量のうちバックアップに使える割合を決めます。
1日の使用電力量にバックアップ日数を掛け、放電深度で割ってバッテリー容量を求める図
1日の使用電力量、バックアップ日数、放電深度を組み合わせてバッテリー容量を決める方法。

計算例

たとえば、自宅で1日30kWhを消費し、放電深度90%の蓄電池で2日分のバックアップを確保したいとします。必要な電力量は \(30 \times 2 = 60\,\text{kWh}\)。定格容量は \(60 \div 0.90 = 66.67\,\text{kWh}\) となります。さらに効率95%を見込むと、\(66.67 \div 0.95 \approx 70.18\,\text{kWh}\) の蓄電容量が望ましいことになります。

よくある質問(FAQ)

放電深度はどの値を使えばよい? メーカー推奨値を使ってください。目安として、リチウムイオン電池(LFP/NMC)は90〜100%、鉛蓄電池は約50%です。

効率は考慮すべき? 正確を期すなら考慮しましょう。実際の蓄電池やインバーターでは5〜15%のエネルギーが失われるため、効率を加味した数値で容量を決める方が安全です。

1日の消費電力量はどうやって調べる? 月間の使用量を30で割るか、スマートメーターで確認できます。バックアップ用途では、最低限必要な家電だけに電力を絞ることで必要容量を抑えられます。

最終更新: