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公式

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結果

最大静止摩擦力
50
ニュートン(N)
静止摩擦係数(μ_s) 0.5
垂直抗力 100 N

最大静止摩擦力とは?

静止摩擦とは、接触しているもののまだ滑り出していない2つの面の間で、運動が始まるのを妨げようとする力です。物体が動き出す前の段階では、静止摩擦力はゼロからある上限値までの間で変化します。この上限こそが最大静止摩擦力で、\(F_{s,\max}\) と表します。外から加える力がこの値を超えた瞬間、物体は静止状態から解放され、滑り始めます。このツールでは、静止摩擦係数と垂直抗力から \(F_{s,\max}\) を計算します。

水平面上の物体に加えた力と運動を妨げる摩擦力、さらに垂直抗力と重力の矢印
静止摩擦は加えた力に最大値まで抵抗する。

計算式

最大静止摩擦力は次の式で求められます。

$$F_{s,\max} = \mu_s \cdot \text{N}$$

ここで \(\mu_s\) は無次元(単位を持たない)の静止摩擦係数で、接触する2つの材質の組み合わせによって決まります。\(N\) は垂直抗力で、単位はニュートン(N)です。垂直抗力は接触面に対して垂直に働く力で、水平な床の上では物体の重さに等しく、\(N = m \cdot g\) となります。計算結果 \(F_{s,\max}\) もニュートン(N)で表されます。

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摩擦力が加えた力とともに増加し、最大静止摩擦値で頭打ちになる様子を示す棒グラフ
静止摩擦は加えた力とともに増加し、\(F_{s,\max} = \mu_s \cdot N\) に達する。

使い方

静止摩擦係数(例えば、乾いたコンクリート上のゴムなら 0.6 など)と、垂直抗力をニュートン単位で入力します。ツールが両者を掛け合わせ、物体を滑り始めさせるために超えなければならない最大の摩擦力を表示します。

計算例

質量 10 kg の箱が床の上に置かれており、\(\mu_s = 0.4\) とします。この箱の重さによる垂直抗力は \(N = 10 \times 9.81 \approx 98.1 \text{ N}\) です。したがって $$F_{s,\max} = 0.4 \times 98.1 = 39.24 \text{ N}$$ となります。箱を動かし始めるには、39.24 N を超える力で押す必要があります。

よくある質問

静止摩擦力は常に \(F_{s,\max}\) と等しいの? いいえ。静止摩擦力は、加えられた力に合わせて上限値までの範囲で変化します。\(F_{s,\max}\) はあくまでその上限にすぎません。

動摩擦の方が小さいのはなぜ? 動摩擦係数は通常 \(\mu_s\) よりも小さいため、いったん物体が動き出すと、それを動かし続けるのに必要な力は少なくて済みます。

\(\mu_s\) が 1 を超えることはある? あります。非常にグリップ力が強かったり粘着性のある材質の組み合わせでは、摩擦係数が 1 を上回ることもあります。

最終更新: