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公式

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結果

守備率
0.985
成功した守備 / 総守備機会
成功した守備(刺殺+補殺) 770
総守備機会(刺殺+補殺+失策) 782

守備率とは

守備率(しゅびりつ、英語では fielding percentage または fielding average)は、野球やソフトボールにおける守備の基本指標で、選手やチームが処理機会のあった打球をどれだけ確実にさばけたかを表します。プロ・アマを問わず世界中のリーグで同じ計算式が用いられているため、この計算機は特定の国や地域に限定されるものではありません。値は0から1の範囲をとり、慣例として小数第3位まで表示します。先頭の「0」を省いて「.984」のように書くこともあります。

野球の守備における刺殺、補殺、失策を表すフラットなアイコン
守備率を構成する3つの守備機会:刺殺、補殺、失策。

この計算機の使い方

次の3つの整数を入力します。刺殺(さっさつ)はフライを捕球するなど、その野手が自らアウトを記録した数。補殺(ほさつ)はアウトを成立させる手助けとなった送球の数。失策(しっさく=エラー)は本来アウトにできたはずの守備の失敗です。計算ボタンを押すと、小数第3位に四捨五入した守備率に加えて、計算に使ったアウトにした数(成功した守備機会)と総守備機会も表示されます。

計算式の解説

計算式は次のとおりです。

$$\text{守備率} = \frac{\text{刺殺} + \text{補殺}}{\text{刺殺} + \text{補殺} + \text{失策}}$$

分子はアウトにできた成功した守備、分母は「総守備機会(TC:total chances)」、つまり捕れたか捕れなかったかにかかわらず野手に訪れたすべてのチャンスを表します。失策が増えると分母だけが大きくなり分子は変わらないため、守備率は下がります。一度も失策のない野手は完璧な\(1.000\)となります。

守備率の公式を、刺殺+補殺を刺殺+補殺+失策で割った形で示すフラットな図
守備率は、成功したプレー(PO+A)を総守備機会(PO+A+E)で割った値です。

計算例

ある選手が刺殺300、補殺470、失策12を記録したとします。成功した守備 = \(300 + 470 = 770\)。総守備機会 = \(300 + 470 + 12 = 782\)。守備率 = \(770 \div 782 = 0.984654\ldots\)となり、四捨五入すると0.985、表記は「.985」となります。

ポジション別の典型的守備率

守備率(FPCT)は、ディフェンダーが処理したチャンスをアウトに変える信頼性を測定し、以下の公式を使用します:

$$\text{FPCT} = \frac{\text{アウト獲得数} + \text{アシスト}}{\text{アウト獲得数} + \text{アシスト} + \text{エラー}}$$

平均守備率はポジションによって異なります。これは各ポジションが行う必要があるプレーの難度と頻度が異なるためです。ファーストベースマンとキャッチャーは多くのルーティンアウトを処理し、最も高い数字を記録します。一方、サードベースマンとショートストップはより長い距離でより難しい送球をしなければならず、最も低い数字を記録する傾向があります。ピッチャーは比較的少ないチャンスを処理します。以下の数値は現代のMLBリーグの典型的な平均を反映しており、ベンチマークとして有用です。

ポジション 典型的なリーグ平均FPCT
ファーストベース(1B) .993–.995
キャッチャー(C) .992–.995
外野(左翼手/中堅手/右翼手) .985–.990
ピッチャー(P) .955–.970
セカンドベース(2B) .983–.986
ショートストップ(SS) .970–.978
サードベース(3B) .955–.965

守備率が高いだけでは、ディフェンシブバリューを完全に捉えることができないことに注意してください。範囲が限定的なフィールダーは、難しいボールに届かないことでエラーを避けるかもしれません。一方、より広い範囲のフィールダーはより多くのボールに到達するため、より多くのエラーを蓄積する可能性があります。FPCTは範囲とチャンス処理数と一緒に読むことが最善です。

エラーが守備率に与える影響

各エラーは成功裏に処理されたチャンスを減らし、分母の合計チャンスに加わるため、わずかなエラーでも割合を大きく動かします。以下の表はアウト獲得数とアシストを合計250の成功したプレー(\(\text{アウト獲得数}+\text{アシスト}=250\))に保持し、エラーの数のみを変動させます。合計チャンスは\(\text{アウト獲得数}+\text{アシスト}+\text{エラー}\)に等しく、FPCTは小数点第3位に四捨五入されます。

アウト獲得数 + アシスト エラー 合計チャンス 守備率
250 0 250 1.000
250 5 255 .980
250 10 260 .962
250 20 270 .926

エラー5つの具体例:

$$\text{FPCT} = \frac{150 + 100}{150 + 100 + 5} = \frac{250}{255} = 0.9803 \approx .980$$

表が示すとおり、各エラーの限界コストは合計チャンスが増えるにつれて若干縮小しますが、エラーは割合を低下させる唯一のフィールダー管理可能な要因です。多くのチャンスを処理するディフェンダーは、時折のミスを吸収する余地が多くあります。これが、大量の内野手がシーズン全体でいくつかのエラーを犯しながらも強い守備率を記録できる理由の1つです。

よくある質問

守備率はどのくらいあれば良いの? リーグの上位選手はおおむね.980を超え、多くの内野手・外野手が.985以上を記録します。捕手や一塁手は特に高い数値になりやすい傾向があります。

総守備機会がゼロの場合はどうなる? 刺殺・補殺・失策がすべて0のとき守備率は定義できません。この計算機ではゼロ除算を避けるため、0を返します。

守備率は守備範囲(レンジ)を反映する? いいえ。守備率はあくまで実際に訪れたチャンスだけを反映します。守備範囲が狭い野手は触れる打球が少ないぶん失策を避けやすく、プレー数が少なくても高い守備率になることがあります。だからこそ、UZRなどのより高度な指標で補う必要があるのです。

最終更新: