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公式

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結果

体積流量(Q)
0.003927
立方メートル毎秒(m³/s)
流量 3.926991 L/s
計算式 Q =(π·ΔP·r⁴)/(8·μ·L)

ポアズイユの法則とは?

ポアズイユの法則(ハーゲン・ポアズイユの式)は、断面が一定の長い円管内を、非圧縮性のニュートン流体が定常的に層流として流れる様子を表す法則です。流体を押し出す圧力、管の形状、そして流体の粘度から、その流体がどれくらいの速さで流れるかを求めることができます。この法則は流体力学や水理学はもちろん、生理学(たとえば血管内を流れる血流の解析など)においても基礎となる重要な考え方です。

放物線状の速度分布と圧力降下を伴う層流を示す円筒管の断面図
管内の層流:圧力差が放物線状の速度分布をもつ流れを生み出す。

この計算ツールの使い方

管の両端にかかる圧力差ΔP(パスカル)、管の内半径r(メートル)、動粘度μ(パスカル秒)、管の長さL(メートル)を入力してください。計算ツールは体積流量Qを立方メートル毎秒(m³/s)で表示し、見やすいようにリットル毎秒(L/s)にも換算します。

計算式の解説

計算式は $$Q = \frac{\pi \cdot \text{ΔP} \cdot \text{r}^{4}}{8 \cdot \text{μ} \cdot \text{L}}$$ です。最も注目すべきポイントは、半径rが4乗で効いてくる点です。つまり半径を2倍にすると、流量はなんと16倍にも増えます。流量は圧力差に比例して増え、粘度や管の長さが大きくなるほど減少します。なお、この法則は層流(乱流ではない流れ)であること、ニュートン流体であること、そして硬く真っすぐな管であることを前提としています。

ポアズイユの法則の各変数が流量に与える影響を示す図
流量は半径の4乗に比例し、粘度と長さに反比例する。

計算例

たとえば、\(\Delta P = 1000 \text{ Pa}\)、\(r = 0.01 \text{ m}\)、\(\mu = 0.001 \text{ Pa}\cdot\text{s}\)、\(L = 1 \text{ m}\) とします。このとき \(r^{4} = 1\times 10^{-8}\) となり、分子は \(\pi \times 1000 \times 1\times 10^{-8} \approx 3.1416\times 10^{-5}\)、分母は \(8 \times 0.001 \times 1 = 0.008\) です。したがって \(Q \approx 0.003927 \text{ m}^3/\text{s}\)、つまり約 3.927 リットル毎秒となります。

よくある質問(FAQ)

乱流にも使えますか? いいえ。ポアズイユの法則が適用できるのは層流(レイノルズ数が小さい流れ)のみです。乱流の場合は別の相関式が必要になります。

どの単位を使えばよいですか? SI単位を使ってください。圧力はパスカル、長さはメートル、粘度はパスカル秒です。これにより、結果は立方メートル毎秒(m³/s)で得られます。

なぜ半径がそれほど重要なのですか? 流量は \(r^{4}\) に比例するため、管の半径がわずかに変化するだけでも流量は大きく変わります。これは工学と医学のどちらにおいても極めて重要な知見です。

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