この直帰率計算ツールでできること
このツールは、Webサイトの「直帰率(バウンス率)」を計算します。直帰率とは、あるページに訪れたユーザーが、ほかのページを一切見ずにそのまま離脱してしまった割合のことです。いわゆる「直帰」とは、1ページだけを見て終わるセッションを指します。ユーザーが到着し、1ページを見て、そのまま去ってしまう——この状態です。この数値を追うことで、コンテンツがユーザーを惹きつけられているのか、それとも来た道をそのまま引き返させてしまっているのかを把握できます。さらに本ツールでは、同じ数値から導き出される2つの指標——「継続率(リテンション率)」と「エンゲージメント訪問数」——も併せて算出します。
入力する2つの項目
- 総訪問数: 対象期間中に、そのページまたはサイトを訪れたセッション(訪問)の合計数です。
- 直帰した訪問数(1ページだけ見て離脱): そのうち、1ページだけ見てそれ以上の操作をせずに終わった訪問の数です。
計算式
計算自体はシンプルなパーセンテージです。
- 直帰率(%)=(直帰した訪問数 ÷ 総訪問数)× 100
- 継続率(%)= 100 − 直帰率
- エンゲージメント訪問数 = 総訪問数 − 直帰した訪問数
なお、総訪問数が0の場合は、ゼロ除算を避けるため直帰率を0として表示します。
計算例
たとえば、あるブログ記事が先月2,000件の総訪問を集め、そのうち1,300人がその1ページだけを読んで離脱したとします。
- 直帰率 =(1,300 ÷ 2,000)× 100 = 65%
- 継続率 = 100 − 65 = 35%
- エンゲージメント訪問数 = 2,000 − 1,300 = 700
つまり、読者のおよそ3分の2が直帰した一方で、700人はサイト内をさらに回遊してくれた、ということになります。
ページタイプ別の典型的なバウンスレート指標
バウンスレートは、訪問者が1ページだけを閲覧してさらにのインタラクションなく離脱するセッションのシェアを測定します。\(\text{バウンスレート} = \frac{\text{バウンス訪問数}}{\text{総訪問数}} \times 100\%\)。「良好」とは何かはページの目的に大きく依存します。クイックアンサーのブログ記事またはワンスクリーンのランディングページは高いバウンスレートを正当に示すことができ、マルチステップのe-コマース・ファネルはより低くあるべきです。以下の範囲は広く文書化された業界の経験則であり、絶対的な制限ではありません。常に自分の目標と過去のトレンドに照らして解釈してください。
| ページ・サイトタイプ | 典型的なバウンスレート範囲 | 理由 |
|---|---|---|
| サービス・問い合わせ駆動型サイト | 10~30% | 訪問者は行動する準備ができて到着し、問い合わせまたはサービスページに移動します。 |
| e-コマース・小売 | 20~45% | 買い物客は複数の商品、カート、チェックアウトページを閲覧します。 |
| B2B・リード生成 | 25~55% | リサーチ主導の訪問は、フォーム送信前に複数ページにまたがります。 |
| ポータル・ニュースサイト | 35~60% | 一部の読者は1つの記事を閲覧し、他の読者は関連記事をクリックします。 |
| ランディングページ | 60~90% | 単一目的のページで、訪問者は同じページで変換するか離脱します。 |
| ブログ・コンテンツサイト | 60~90% | 読者はしばしば記事から答えを見つけて、入口の記事から退出します。 |
例えば、総訪問数8,000回、バウンス訪問数6,000回のブログは、75%のバウンスレートを持ち、コンテンツページの通常の60~90%の範囲内に心地よく収まります。4,000セッション中1,000バウンスを記録するe-コマースストアは、25%のバウンスレートを持ち、小売ベンチマークの良好な領域に近いです。
よくある質問
良い直帰率の目安は? ページの種類によって大きく変わります。ブログ記事やランディングページでは、ユーザーが目的の情報を得てすぐに離脱するため、60〜90%になることも珍しくありません。一方、ECサイトや複数ステップを経るサイトでは20〜50%を目標にするのが一般的です。ひとつの基準だけで判断せず、必ず自社の目標と照らし合わせて評価しましょう。
直帰率が高いと必ず悪いの? いいえ。ユーザーが記事を読み、求めていた答えを得て満足して離脱したのであれば、その直帰はちゃんとニーズに応えています。質を判断する前に、滞在時間やコンバージョンといった指標と組み合わせて見ることが大切です。
直帰率を下げるには? ページの表示速度を改善し、わかりやすい内部リンクを設置し、検索意図に合ったコンテンツを用意しましょう。さらに、2ページ目への閲覧を促す魅力的なCTA(行動喚起)を加えることも効果的です。