この床材計算ツールでできること
無垢フローリング、ラミネート、塩ビ(ビニル)フローリング、タイルなど、床材は「平方フィート単位」ではなく「箱単位」で購入するのが一般的です。このツールは、部屋の寸法から購入すべき箱数(端数は切り上げ)と材料費の合計を一気に算出します。部屋の寸法と1箱あたりの施工面積を同じ単位でそろえれば、どの単位系でも利用できます(ラベル表記はフィートおよび平方フィートを前提としています)。
使い方
まず部屋の「長さ」と「幅」を入力して床面積を決めます。次に「ロス率(余分)」を加えます。これはカット・施工ミス・柄合わせ・将来の補修用に確保しておく余裕分です。続いて、1箱でカバーできる面積(製品に記載されています)と1箱あたりの価格を入力してください。本ツールは面積を計算し、ロス分を上乗せし、1箱あたりの施工面積で割り、端数を切り上げて箱数を求めます。半端な箱は買えないため、必ず切り上げます。
計算式の解説
はじめに、部屋の面積=長さ×幅。次に、ロス込み面積=面積×(1+ロス率%÷100)。必要箱数=ロス込み面積÷1箱あたりの施工面積を、次の整数に切り上げます。最後に、総費用=箱数×1箱の価格。切り上げを行うため、実際に購入する施工面積はロス込み面積より少し多くなるのが普通です。この余りは補修用として役立つので、無駄にはなりません。
$$\begin{gathered} \text{Boxes} = \left\lceil \frac{A \cdot \left(1 + \frac{\text{Waste \%}}{100}\right)}{\text{Coverage/Box}} \right\rceil \qquad \text{Cost} = \text{Boxes} \times \text{Price/Box} \\[1.5em] \text{where}\quad A = \text{Length (ft)} \times \text{Width (ft)} \end{gathered}$$
計算例
12フィート×10フィートの部屋は120平方フィートです。ロス率10%を見込むと、\(120 \times 1.10 = 132\) 平方フィート分の材料が必要になります。1箱が20平方フィートをカバーする場合、\(132 \div 20 = 6.6\) 箱となり、切り上げて7箱です。1箱35ドルなら、総費用は \(7 \times 35 = 245\) ドル。これで140平方フィート分の床材が手に入ります。
よくある質問
ロス率はどのくらい見込めばいい? まっすぐでシンプルな部屋なら5~10%、斜め張りや柄合わせの多い床、角や障害物が多い部屋では15~20%が目安です。
なぜ切り上げになるの? 店舗では箱単位でしか販売されないためです。切り上げておけば材料が足りなくなる心配がなく、余った分は将来の補修にも使えます。
タイルにも使える? はい。タイル1箱あたりの施工面積(平方フィート)と部屋の寸法を入力すればOKです。計算方法はまったく同じです。