子宮底長とは?
子宮底長(しきゅうていちょう)とは、恥骨の上端(恥骨結合)から子宮の最上部(子宮底)までの距離をセンチメートルで測ったものです。妊娠中に医療者が計測します。おおよそ妊娠20〜36週にかけては、この値が妊娠週数とよく一致します。たとえば妊娠28週なら、子宮底長は28cm前後になるのが一般的です。この計算ツールでは、週数に応じた目安の値と、広く使われている正常範囲を表示するので、実際の計測値がどのくらいの位置にあるのかを把握できます。
計算ツールの使い方
現在の妊娠週数(満週数、20〜40週)を入力してください。子宮底長の目安(cm)と、正常範囲の下限・上限(週数−2cm、週数+2cm)が表示されます。実際に計測した値をこの範囲と照らし合わせることで、想定どおりの範囲内に収まっているかどうかを確認できます。
計算式の考え方
臨床でよく用いられる目安は「子宮底長(cm)≒ 妊娠週数(週)」というものです。個人差を考慮して、±2cm程度の許容幅を設けるため、正常範囲は次のようになります。
$$\text{子宮底長 (cm)} = \text{週数} \pm 2$$
たとえば妊娠30週なら、目安は30cm、正常範囲は28〜32cmです。
計算例
妊娠32週の妊婦さんを例に考えてみましょう。子宮底長の目安は32cmです。正常範囲は \(32 - 2 = 30\) cmから、\(32 + 2 = 34\) cmまでとなります。もし実際の計測値が31cmであれば、正常範囲にしっかり収まっていることになります。
よくある質問
これは診断になりますか? いいえ。あくまで学習・参考用の概算です。子宮底長はスクリーニング(ふるい分け)のための指標であり、値のずれにはさまざまな原因が考えられます。必ず医師・助産師による超音波検査などの評価を受けてください。
「週数≒cm」の目安はいつ頃あてはまりますか? およそ妊娠20〜36週でもっとも信頼できます。これより早い時期や遅い時期では、両者の関係はあまり正確ではなくなります。
計測値が範囲から外れていたら? 目安より2〜3cm以上大きい、または小さい場合、医療者が多胎妊娠、羊水量、胎児の発育、子宮筋腫などの要因を確認することがあります。気になる点があれば、かかりつけの医師・助産師に相談しましょう。