このツールでできること
世界各地のレシピは、材料の量り方がそれぞれ異なります。ヨーロッパや日本などのメートル法のレシピではグラム表記が一般的ですが、アメリカのレシピでは「カップ(cup)」が使われます。このツールは、小麦粉や砂糖といった定番の製菓材料について、グラムで表した重さを米国カップ(および大さじ)に変換します。ここで言うカップは「米国カップ」で、日本の計量カップ(200ml)とは別物なので注意してください。カップは体積の単位、グラムは質量の単位であるため、換算結果は材料の密度によって変わります。軽くてふんわりした小麦粉は、ぎゅっと詰めた砂糖よりも1カップあたりの重さがずっと軽くなります。
使い方
まずグラム数を入力し、プルダウンから材料を選びます。ツールはそのグラム数を、選んだ材料の標準的な密度(1カップあたりのグラム数)で割り、結果をカップ数で表示します。あわせて、大さじ換算と、計算に使った密度も確認できます。
計算式の解説
基本の式はとてもシンプルです。カップ数 = グラム数 ÷ 密度。
$$\text{カップ数} = \frac{\text{重さ (g)}}{\text{密度 (g/カップ)}}$$製菓で広く使われている密度を採用しています。中力(薄力)粉 ≈ 125 g/カップ、ケーキ用小麦粉 ≈ 120 g/カップ、グラニュー糖 ≈ 200 g/カップ、ぎゅっと詰めたブラウンシュガー ≈ 220 g/カップです。1米国カップ=16大さじ(tablespoon)なので、カップ数に16を掛けて大さじ換算も表示します。
計算例
たとえば、レシピに「中力粉250グラム」とあるとします。密度125 g/カップで計算すると、
$$250 \div 125 = 2 \text{ カップ}$$大さじに直すと
$$2 \times 16 = 32 \text{ 大さじ}$$です。グラニュー糖200グラム(200 g/カップ)の場合は、ちょうど1カップになります。
よくある質問
この換算は正確ですか? いいえ、あくまで目安です。小麦粉の密度は、すくい方・ふるい方・詰め方によって変わります。スプーンでやさしくすくうと約120〜130 g/カップになるため、結果はおおよその値として捉えてください。
同じ重さなのに、砂糖が小麦粉よりカップ数が少なくなるのはなぜ? 砂糖のほうが密度が高い(ぎっしり詰まっている)ため、同じグラム数でも占める体積が小さくなるからです。
液体にも使えますか? このツールは粉類などの乾いた製菓材料向けに調整されています。水はおよそ240 g/カップなので、結果は異なります。