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計算を入力してください

FiO2はパーセントで入力してください(例:室内気は21、純酸素は100)。

公式

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結果

PaO2/FiO2比(P/F比)
380.95
mmHg
FiO2(小数の分画) 0.21
判定(ベルリン定義) Normal / No ARDS

P/F比とは?

P/F比(PaO2/FiO2比、P/F ratioとも表記)は、肺がどの程度効率よく血液に酸素を取り込めているかを示す、臨床現場で使われる簡便な指標です。動脈血酸素分圧(PaO2、単位はmmHg。動脈血ガス分析で得られる値)を、吸入気酸素濃度(FiO2、0.21〜1.0の小数で表す)で割って算出します。値が低いほど酸素化が悪いことを意味します。P/F比は、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の診断と重症度分類に用いられる「ベルリン定義」の中核をなす指標です。

肺と肺胞のガス交換を伴うPaO2/FiO2比を示す図
P/F比は動脈血酸素(PaO2)と吸入酸素濃度(FiO2)の関係を示します。

この計算ツールの使い方

患者さんのPaO2をmmHg単位で、FiO2をパーセント(%)で入力してください(例:室内気なら21、40%酸素なら40、純酸素なら100)。本ツールはパーセントを小数の分画に変換し、PaO2をそれで割って、P/F比とベルリン定義に基づく重症度の判定結果を表示します。

計算式の解説

計算式はシンプルに $$\text{PF Ratio} = \frac{\text{PaO}_2\ (\text{mmHg})}{\dfrac{\text{FiO}_2\ (\%)}{100}}$$ です。本ツールではFiO2をパーセントで入力するため、まず100で割って分画(小数)に変換します。ARDSにおいては、PEEP \(\ge 5\) cmH2Oの条件下で、軽症は200〜300、中等症は100〜200、重症は \(\le 100\) mmHg がカットオフ値となります。

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P/F比の値によるARDS重症度の段階を示す水平スケール
P/F比に基づくベルリン定義によるARDS重症度の区分。

計算例

FiO2が60%(0.60)でPaO2が90 mmHgだったとします。このとき $$\text{P/F} = \frac{90}{0.60} = 150\ \text{mmHg}$$ となります。150という値は100〜200の範囲に入るため、中等症のARDSと判定されます。

よくある質問(FAQ)

正常なP/F比はどのくらいですか? 健康な人のP/F比は通常400 mmHgを超えます。

なぜFiO2をパーセントで入力するのですか? ベッドサイドではパーセント表示のほうが直感的に扱いやすいためです。計算に必要な小数の分画へは、ツールが自動で変換します。

標高(高地)は影響しますか? はい。高地ではPaO2が低くなるため、P/F比は臨床的な状況をふまえて解釈する必要があります。本ツールはあくまで教育・学習を補助する目的のものであり、臨床判断に取って代わるものではありません。

最終更新: