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公式

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結果

肺体血流比
1.54
Qp / Qs(無次元)
分子(SaO₂ − MvO₂) 20
分母(PvO₂ − PaO₂) 13

Qp/Qs比とは?

Qp/Qs比は、肺血流量(Qp)と体血流量(Qs)を比較した指標です。先天性・後天性の心内シャントを評価するうえで欠かせない基本的な測定値であり、比が1.0であれば有意なシャントのない均衡した循環を示します。比が1.0を上回る場合は正味の左右シャント(余分な血液が肺を再循環している状態)が、1.0を下回る場合は正味の右左シャントが示唆されます。

肺血流Qpと体血流Qsを示す左右短絡のある心臓
Qp/Qs比は肺血流量(Qp)と体血流量(Qs)を比較します。

この計算ツールの使い方

心臓カテーテル検査またはオキシメトリーで測定した4つの酸素飽和度を入力してください。すなわち、体動脈血飽和度(SaO₂、通常は大動脈)、混合静脈血飽和度(MvO₂、肺動脈由来または計算値)、肺静脈血飽和度(PvO₂)、肺動脈血飽和度(PaO₂)の4項目です。入力するとQp/Qs比が即座に表示され、分子・分母も併せて確認できるため、入力値の妥当性チェックにも役立ちます。

計算式の解説

Fickの原理では、血流量は酸素摂取量を動静脈の酸素含有量差で割った値として表されます。比をとると酸素消費量の項が打ち消し合うため、Qp/Qsは飽和度差の比へと簡略化されます。

$$\frac{Q_p}{Q_s} = \frac{\text{SaO}_2 - \text{MvO}_2}{\text{PvO}_2 - \text{PaO}_2}$$

体血流量は動脈血と混合静脈血の飽和度差によって規定され、肺血流量は肺を通過する前後の差(肺静脈血から肺動脈血を引いた値)によって規定されます。

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Qp/Qsの計算式で使用される酸素飽和度の4つの採取部位
酸素飽和度はSaO2、MvO2、PvO2、PaO2の4か所で採取されます。

計算例

SaO₂ = 95%、MvO₂ = 75%、PvO₂ = 98%、PaO₂ = 85% とします。分子は \(95 - 75 = 20\)、分母は \(98 - 85 = 13\) となります。したがって $$\frac{Q_p}{Q_s} = \frac{20}{13} \approx 1.54$$ となり、中等度の左右シャントが示唆されます。

よくある質問

Qp/Qsの正常値は? 1.0に近い値が正常です。およそ1.5〜2.0を超える場合は、臨床状況に応じてシャント閉鎖の検討対象となることがしばしばあります。

PvO₂はどこから得るのですか? 肺静脈血飽和度は直接採血しない場合、約98%と仮定されることが多くあります。肺を通過した血液は十分に酸素化されているためです。

これは診断ですか? いいえ。本ツールは医療従事者向けの教育目的の補助ツールです。解釈には血行動態と臨床所見を含めた総合的な評価が必要です。

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