金属重量計算ツールとは?
この金属重量計算ツールは、金属材の形状・寸法・材料の密度をもとに、その質量がどれくらいになるかを概算するためのツールです。丸棒、角棒、平鋼(板)、丸パイプといった形状に対応し、鋼(スチール)、アルミニウム、銅、真鍮、ステンレスなど、機械・建築でよく使われる金属を選べます。物理法則に基づいたユニバーサルなツールなので、国や地域を問わずそのまま利用でき、特定の国の規格に依存することはありません。
使い方
まず形状と材料を選び、必要な寸法をミリメートル(mm)で入力します。丸棒なら直径と長さだけでOK。平鋼の場合は幅と厚さを、パイプの場合は外径と肉厚を入力してください。ツールは断面積を計算し、それに長さを掛けて体積を求め、さらに材料の密度を掛けることで重量をキログラム(kg)で算出します。
計算式の解説
基本となる関係式は 重量 = 体積 × 密度 です。体積は断面積に長さを掛けたもの。寸法をミリメートルで入力しているため、mm³ で求めた体積を 1,000,000,000 で割って立方メートル(m³)に換算します。これを kg/m³ で表した密度と組み合わせることで、結果がキログラムで得られます。
$$W = \frac{\frac{\pi}{4}\,\text{Dia}^{2} \cdot \text{Length}}{10^{9}} \cdot \text{Density}$$
計算例
直径 20 mm、長さ 1000 mm の鋼製丸棒(密度 7850 kg/m³)を例に考えてみましょう。断面積は \(\pi \times 10^{2} = 314.159\) mm²。体積 \(= 314.159 \times 1000 = 314{,}159\) mm³ \(= 0.000314159\) m³。重量 \(= 0.000314159 \times 7850 \approx\) 2.466 kg となります。
よくある質問(FAQ)
どの密度を使えばいいですか? プルダウンの数値は常温での代表的な密度です。より正確に求めたい場合は、仕入先(メーカー)が提示する保証密度をお使いください。
規格表の値と少しずれるのはなぜ? 標準的な規格表では丸めた密度や呼び寸法を用いていることがあり、わずかな差が出るのはごく普通のことです。
1メートルあたりの重量も出せますか? はい。長さに 1000 mm を入力すれば、その断面形状の「1メートルあたりの重量」が結果として表示されます。