フライス送り速度計算ツールとは?
このツールは、フライス工具の直線的なテーブル送り速度、つまりテーブル(またはワーク)が工具へ向かって進む速さを求めます。CNCでも汎用フライスでも使え、単位にも縛られません。チップロードをインチで入力すればinch/minが、ミリで入力すればmm/minが得られます。
計算式
送り速度は、次の3つの値を掛け合わせたものです。
$$F = N \times Z \times f_z$$ここで、\(F\) = テーブル送り速度(1分あたりの距離)、\(N\) = 主軸回転数(RPM)、\(Z\) = 工具の刃数(フルート数)、\(f_z\) = 1刃あたりの送り(チップロードとも呼びます)です。
使い方
主軸回転数、エンドミルの刃数、そして加工材料と工具に推奨される1刃あたりの送りを入力してください。これらを掛け合わせ、制御装置に指令すべき送り速度が表示されます。
計算例
4枚刃のエンドミルを2000 RPMで回し、チップロードが1刃あたり0.005インチの場合:
$$F = 2000 \times 4 \times 0.005 = 40\,\text{in/min}$$つまり、毎分40インチの送りをプログラムすればよいことになります。
よくある質問
1刃あたりの送りとは? 各切れ刃が1回転で削り取る材料の厚さのことで、工具メーカーや材料に応じて決まります。小さすぎると刃が材料を擦って(こすって)しまい、大きすぎると刃に過大な負荷がかかります。
インチとメートル、どちら? 結果は入力したチップロードの単位にそのまま合わせられます。チップロードがインチならinch/min、ミリならmm/minになります。
RPMはどう求める? まず切削速度(SFMまたは表面速度 m/min)と工具径からRPMを計算し、その値をここに入力してください。