MCPで接続 →

計算を入力してください

公式

広告

結果

局所損失(損失水頭)
0.413
流体柱の高さ(m)
速度水頭 v²/(2g) 0.4589 m
g 9.80665 m/s²

局所損失計算ツールとは?

局所損失(局部損失・継手損失とも呼ばれます)とは、流体がバルブ・曲がり・エルボ・ティー・拡大部・縮小部といった管継手を通過する際に失われるエネルギーのことです。直管の管壁摩擦によって生じる主損失(摩擦損失)とは異なり、局所損失は流れの乱れや剥離など、流路の障害によって生じます。この汎用計算ツールは、標準的な式 \( h_L = \text{K} \cdot \frac{\text{v}^{2}}{2g} \) を用いて、損失水頭を流体柱の高さ(m)で算出します。

使い方

対象とする継手の損失係数Kと、平均流速v(m/s)を入力してください。本ツールはKに速度水頭 \( \frac{\text{v}^{2}}{2g} \) を掛け合わせ、損失水頭hLを求めます。代表的なK値の目安は次のとおりです。90°標準エルボ ≈ 0.9、全開ゲートバルブ ≈ 0.2、全開グローブバルブ ≈ 10、急な管入口 ≈ 0.5、急な管出口 ≈ 1.0。同じ流速で複数の継手を扱う場合は、各継手のK値を合計して入力すれば、継手列全体をまとめて評価できます。

計算式の解説

式 $$h_L = \text{K} \cdot \frac{\text{v}^{2}}{2g}$$ は、損失水頭を速度水頭の倍数として表したものです。速度水頭 \( \frac{\text{v}^{2}}{2g} \) は、流れの運動エネルギーを流体の高さに換算した値を表します。Kはこの速度水頭に掛かる係数で、流れを大きく乱す継手ほどKが大きくなり、損失も増大します。重力加速度は標準値 \( g = 9.80665 \ \text{m/s}^{2} \) を使用します。

乱流と小さな損失水頭を引き起こす配管継手
流れが継手を通過する際に剥離して渦を生じ、小さな損失水頭が発生します。

計算例

K = 0.9 の90°エルボで、流速が 3 m/s の場合:速度水頭 $$\frac{3^{2}}{2 \times 9.80665} = \frac{9}{19.6133} = 0.4589 \ \text{m}$$ 損失水頭 $$0.9 \times 0.4589 = 0.413 \ \text{m}$$ 流体柱 0.413 m となります。

よくある質問

Kとは何ですか? Kは無次元の局所損失係数で、継手メーカーの資料や標準的な表で確認できます。

計算結果の単位は? 結果は流れている流体の高さ(m)で表した損失水頭で、流体の密度には依存しません。

複数の継手はどう合算しますか? 同じ流速を共有する継手が複数ある場合は、それぞれのK値を足し合わせ、その合計値を入力してください。

最終更新: