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公式

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結果

弱塩基溶液のpH
11.13
pH (basic when > 7)
水酸化物イオン濃度 [OH⁻] 0.0013416 mol/L
pOH 2.87

この計算ツールでできること

このツールは、塩基解離定数(Kb)と塩基の初期モル濃度をもとに、弱塩基溶液のpHを求めます。アンモニア(NH₃)などの弱塩基は水中で一部しか電離しないため、強塩基のように濃度からそのままpHを読み取ることはできません。そこで、平衡計算が必要になります。

使い方

塩基解離定数Kb(アンモニアなら例えば 1.8×10⁻⁵)と、初期濃度C(単位:mol/L)を入力してください。計算ツールが水酸化物イオン濃度[OH⁻]、pOH、そして最終的なpHを返します。pHが7を超える場合は、その溶液が塩基性(アルカリ性)であることを示します。

計算式の解説

弱塩基Bが水と反応する場合(B + H₂O ⇌ BH⁺ + OH⁻)、平衡定数の式は \( \text{K}_b = \frac{[\text{BH}^+][\text{OH}^-]}{[\text{B}]} \) となります。電離する量がCに比べて十分に小さいと仮定すると、この式は \( \text{K}_b \approx \frac{x^2}{\text{C}} \)(ここで \( x = [\text{OH}^-] \))に簡略化できます。これを解くと、$$[\text{OH}^-] = \sqrt{\text{K}_b \cdot \text{C}}$$ が得られます。続いて \( \text{pOH} = -\log[\text{OH}^-] \)、\( \text{pH} = 14 - \text{pOH} \) を計算します(25 ℃での値。このとき水のイオン積 pKw = 14 です)。

弱塩基の平衡を示す図。Kbから水酸化物イオン、次にpOH、そしてスケール上のpHへとつながる
Kbと濃度から[OH⁻]、pOH、そして最終的にpHへ。

計算例

0.1 M のアンモニア、Kb = 1.8×10⁻⁵ の場合: $$[\text{OH}^-] = \sqrt{1.8 \times 10^{-5} \times 0.1} = \sqrt{1.8 \times 10^{-6}} \approx 1.342 \times 10^{-3}\ \text{mol/L}$$ 次に \( \text{pOH} = -\log(1.342 \times 10^{-3}) \approx 2.872 \) となり、\( \text{pH} = 14 - 2.872 \approx 11.13 \)。やや塩基性の強い溶液であることがわかります。

ICE表形式の棒グラフ。初期の塩基濃度がわずかに減少し、OHマイナスと共役酸が増加する様子を示す
平衡の移動:塩基のごく一部が反応してOH⁻を生成する。

よくある質問

この近似はいつでも使えますか? \( \sqrt{\text{K}_b \cdot \text{C}} \) の簡易式は、電離度がCのおよそ5%未満であることを前提としています。非常に希薄な溶液や非常に弱い塩基の場合は、二次方程式を厳密に解くほうが正確です。

なぜ pH = 14 − pOH なのですか? 25 ℃では \( \text{pH} + \text{pOH} = \text{pKw} = 14 \) が成り立つためです。温度が変わると pKw もわずかに変化します。

濃度の単位は何ですか? mol/L(モル濃度、M)です。ここで入力するKbは無次元として扱います。

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