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公式

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結果

実効値(RMS)電圧
7.071
ボルト(V)
ピーク電圧(Vpeak) 10 V
ピークtoピーク電圧(Vpp) 20 V

実効値(RMS)電圧とは?

RMS(Root Mean Square=二乗平均平方根)電圧は、交流(AC)波形の「実効的な大きさ」を表す値です。抵抗負荷に対して同じ平均電力を供給する直流(DC)電圧に相当する値であり、いわば交流の「実力値」と言えます。きれいな正弦波であれば、実効値はピーク電圧と一定の係数で結ばれているため、すばやく正確に換算できます。

ピーク値、ピークツーピーク値、実効値(RMS)の電圧レベルを示す正弦波
ピーク値、ピークツーピーク値、実効値(RMS)の電圧レベルを示した正弦波。

この計算ツールの使い方

正弦波の最大瞬時電圧であるピーク電圧(Vpeak)を入力するだけで、実効値(RMS)電圧とピークtoピーク電圧(Vpp)が表示されます。オシロスコープの波形読み取り、オーディオ機器の設計、電源回路の検討、電気・電子分野の学習など、さまざまな場面で役立ちます。

計算式の解説

正弦波の場合、両者の関係は次のとおりです。

$$V_{rms} = \frac{V_{peak}}{\sqrt{2}} \approx 0.7071 \times V_{peak}$$

この \(\sqrt{2}\) という係数は、正弦波を1周期にわたって二乗・平均し、その平方根をとることで導かれます。一方、ピークtoピーク電圧はピーク値の単純な2倍で求められます。$$V_{pp} = 2 \times V_{peak}$$。なお、このRMSの公式はあくまで正弦波に対するものです。方形波や三角波など、波形が異なれば波高率(クレストファクタ)も変わるため、別の係数を用いる必要があります。

Vrms = Vpeak ÷ √2 を表す直角三角形
ピーク電圧と実効値(RMS)を関係づける係数 \(1/\sqrt{2}\)。

計算例

オシロスコープでピーク電圧が 10 V と表示されたとします。このとき、

$$V_{rms} = \frac{10}{\sqrt{2}} = \frac{10}{1.41421} \approx \mathbf{7.071 \text{ V}}$$

$$V_{pp} = 2 \times 10 = \mathbf{20 \text{ V}}$$

よくある質問(FAQ)

家庭用電源の電圧がRMSで表記されているのはなぜ? 海外でおなじみの 120 V や 230 V、また日本の 100 V といった電源電圧はいずれもRMS(実効値)です。RMSが交流電源の実際の電力供給能力を反映しているためです。

230 V(RMS)の電源のピーク電圧は? \(V_{peak} = 230 \times \sqrt{2} \approx 325\ \text{V}\) となります。

方形波でも使えますか? 使えません。理想的な方形波では Vrms はピーク電圧と等しくなります。この計算ツールはあくまで純粋な正弦波を前提としています。

最終更新: