この計算ツールでできること
防犯カメラ録画容量計算ツールは、NVR(ネットワークビデオレコーダー)やDVRに映像を保存するために必要なHDD容量を見積もるツールです。計算方法は世界共通なので、国内・海外を問わず、あらゆるCCTVやIPカメラのシステムに使えます。各カメラの映像ビットレート、1日あたりの録画時間、映像を保存しておきたい日数、そしてカメラの台数を入力するだけで、必要な総容量をギガバイト(GB)とテラバイト(TB)で算出します。
使い方
カメラの台数、1台あたりのビットレート(Mbps)、1日あたりの録画時間、そして保存日数を入力してください。ビットレートはカメラの録画設定で確認できます(例:4MPのH.265カメラでは2〜6Mbps程度が一般的)。録画時間は24時間連続録画なら「24」、動体検知録画ならそれより短い値を入力します。計算結果として、必要な総容量・総テラバイト数・カメラ1台あたり1日の使用容量が表示されるので、適切な容量のHDDを選べます。
計算式の解説
ビットレートはメガビット毎秒(Mbps)で表されます。これを8で割るとメガバイト毎秒(MB/s)に換算できます。さらに1時間あたりの秒数3600を掛け、1日の録画時間、保存日数、カメラ台数を順に掛け合わせます。最後に1000で割ると、メガバイトをギガバイトに換算できます(HDDメーカーが採用している10進法に基づく換算です)。計算式は次のとおりです。
$$\text{必要容量(GB)} = \frac{\dfrac{\text{ビットレート}}{8} \times 3600 \times \text{録画時間} \times \text{保存日数} \times \text{カメラ台数}}{1{,}000}$$
計算例
たとえば、4台のカメラがそれぞれ4Mbpsで、1日24時間録画し、30日間保存する場合を考えてみましょう。カメラ1台の1日あたりの使用容量は\((4 \div 8) \times 3600 \times 24 \div 1000 = 43.2\,\text{GB}\)となります。これを30日分にすると1台あたり1,296GB、4台分の合計は5,184GB ≒ 5.18TBです。6TBのHDDであれば、十分に余裕をもって保存できます。
よくある質問
どのくらいのビットレートを設定すればいいですか? カメラまたはNVRの録画プロファイルで確認してください。目安としては、1080p H.264で約4〜8Mbps、4MP H.265で約2〜6Mbps、4K H.265で約8〜16Mbpsです。
24時間録画と動体検知録画、どちらがいいですか? 動体検知録画は容量を50〜80%節約できますが、検知の合間に起きた出来事を撮り逃すおそれがあります。防犯性を重視する場所では、連続録画のほうが安心です。
計算結果がHDDの表示容量と違うのはなぜですか? このツールでは1GB = 1000MB(HDDメーカーが採用する10進法)で計算しています。一方、OS(オペレーティングシステム)は2進法のGiBで表示することがあるため、6TBのHDDがソフト上では約5.46TiBと表示される場合があります。