この計算ツールでできること
スプレー塗料カバー率計算ツールは、塗装プロジェクトを仕上げるのに必要なスプレー缶の本数を割り出します。塗装する面積、塗り重ねる回数、各缶に表示された塗装可能面積、そして吹きこぼれ(オーバースプレー)を見込んだロス率をすべて考慮します。缶は1本単位でしか購入できないため、結果は整数の本数に切り上げて表示されます。
使い方
塗装する総面積(平方フィート/sq ft)、1缶あたりの塗装面積(しっかり塗る場合は通常15〜25 sq ft)、予定している塗り回数、そして任意でロス率(オーバースプレーやムダ分を見込んで10%程度が目安)を入力してください。切り上げ前の正確な数値と、実際に購入すべき缶の本数の両方が表示されます。
※面積の単位は平方フィート(sq ft)です。日本でおなじみの平方メートル(㎡)を使う場合は、おおよそ 1 ㎡ ≒ 10.76 sq ft で換算してから入力してください。
計算式
基本となる式は、面積に塗り回数を掛け、ロス分を上乗せしたうえで、1缶あたりの塗装面積で割るというものです:
$$\text{Cans} = \left\lceil \frac{A \times n \times (1 + w/100)}{C} \right\rceil$$ここで \(A\) = 塗装面積(sq ft)、\(n\) = 塗り回数、\(w\) = ロス率(%)、\(C\) = 1缶あたりの塗装面積(sq ft)です。
計算例
たとえば、塗装面積が \(100\) sq ft、塗り回数 \(2\) 回、ロス率 \(10\%\)、1缶で \(20\) sq ft を塗れる場合を考えます:
$$A_{eff} = 100 \times 2 \times (1 + 0.10) = 220\ \text{sq ft}$$ $$\text{Cans} = \left\lceil \frac{220}{20} \right\rceil = \lceil 11 \rceil = 11$$つまり、必要なスプレー缶は11本となります。
よくある質問(FAQ)
スプレー缶1本でどれくらいの面積を塗れますか? 一般的な12オンス(約340g)の缶で、しっかり塗る場合はおよそ15〜25 sq ft が目安です。発色重視で厚く塗る色ではこれより少なくなります。必ず缶のラベル表示を確認してください。
なぜ切り上げるのですか? 缶は1本単位でしか買えず、作業の途中で塗料が足りなくなると色ムラ(つなぎ目の色違い)が出るおそれがあります。そのため結果は常に切り上げて表示しています。
ロス率は何%に設定すればいいですか? オーバースプレーを見込んで10%が一般的な目安です。風のある屋外作業や、複雑な形状を塗る場合は15〜20%を設定するとよいでしょう。