この計算機でできること
「LED相当ワット数計算機」は、今お使いの白熱電球をLED電球に買い替えるとき、ほぼ同じ明るさを得るには何ワットのLEDを選べばよいかを教えてくれるツールです。電力を表す「ワット(W)」同士を比べるのではなく、明るさを表す「ルーメン(lm)」で比較し、その光の量を生み出すために必要なLEDのワット数(ずっと小さい値になります)へと換算します。
使い方
まず、お手持ちの白熱電球のワット数を入力します(例:60W)。計算機は、白熱電球の標準的な発光効率である約14 lm/Wを使って光の量を見積もります。次にそのルーメン値を、最近のLEDの発光効率(一般的に80〜100 lm/W)で割り、相当するLEDのワット数を求めます。お使いの電球が標準と異なる場合は、両方の発光効率を自由に調整できます。
計算式の仕組み
はじめにルーメンを見積もります:ルーメン = 白熱電球のワット数 × 白熱電球の発光効率。続いて、その明るさに必要なLEDのワット数を計算します:LEDのワット数 = ルーメン ÷ LEDの発光効率。LEDは電気を光に変える効率がはるかに高いため、結果として得られるワット数は元のごく一部にとどまります。
$$\text{LEDのワット数} = \frac{\text{白熱電球のワット数} \times \text{白熱電球の発光効率 (lm/W)}}{\text{LEDの発光効率 (lm/W)}}$$
計算例
60Wの白熱電球は、14 lm/Wで計算すると約\(60 \times 14 = 840\)ルーメンになります。これをLEDの発光効率90 lm/Wで割ると、$$840 \div 90 \approx 9.3\,\text{W}$$つまり約9WのLEDが60Wの白熱電球の代わりになり、消費電力をおよそ84%削減できる計算です。
よくある質問
なぜLEDのワット数は白熱電球とそのまま同じにならないの? ワットは明るさではなく、消費する電力を表す単位だからです。LEDははるかに少ないワット数で同じ明るさを実現できるため、9WのLEDが60W電球に相当します。
発光効率はどの値を使えばいい? 白熱電球はおおむね10〜17 lm/W(標準値としては14がおすすめ)です。品質のよいLEDは80〜120 lm/W超まで幅があり、90が中間的で妥当な目安となります。
この数値は正確なもの? あくまで概算です。正確に合わせたい場合は、ワット数だけに頼らず、電球のパッケージに記載されたルーメン値を確認してください。