必要ランレート(RRR)とは?
クリケットは野球と同じくバットとボールを使う球技ですが、英国・インド・オーストラリアなどで特に人気のある競技です。オーバー数が決められた「リミテッドオーバー」形式では、必要ランレート(Required Run Rate、RRR)とは、後攻(追う側)のチームが残りのオーバーで目標スコアに到達して勝つために、1オーバーあたり平均何点取ればよいかを示す数値です。ODI(ワンデイ・インターナショナル)やT20の試合では、追い上げの厳しさを一目で把握できるため、最も注目されるライブ指標の一つになっています。
この計算機の使い方
入力する値は3つです。目標スコア(追う側が勝つために必要な合計点。先攻チームの得点に1を足した数)、追う側の現在のスコア、そして残りオーバーです。オーバーはクリケット標準の表記で入力します。たとえば4.3は「残り4オーバーと3球」を意味します。計算結果として、1オーバーあたりのRRRに加えて、あと必要な得点と残り球数が表示されます。
計算式の解説
仕組みはシンプルです。まだ必要な得点(目標スコア − 現在のスコア)を求め、それに6(1オーバーの球数)を掛け、残りの球数で割ります。
$$\text{RRR} = \frac{\text{必要得点} \times 6}{\text{残り球数}}$$
オーバーはオーバー.球数という形で書かれるため、計算機はまずこれを合計球数に変換します。たとえば4.3オーバーは \(4 \times 6 + 3 = 27\) 球となります。
計算例
目標が300、追う側の現在のスコアが150、残り25オーバー(150球)だとします。必要得点 \(= 300 - 150 = 150\)。$$\text{RRR} = \frac{150 \times 6}{150} = 6.00 \text{ 点/オーバー}$$ つまり、このチームは勝つために1オーバー6点のペースを保つ必要があります。
よくある質問
RRRと現在ランレート(CRR)の違いは? 現在ランレート(Current Run Rate、CRR)はこれまでに記録した1オーバーあたりの得点です。一方RRRは、勝つためにこれから必要な1オーバーあたりの得点を指します。
なぜ目標は先攻チームの得点より1点多いの? 勝つには追う側が先攻チームのスコアを上回らなければならないため、目標はその得点に1を足した数になります。
残り3球はどう入力する? 残りオーバーに0.3と入力します。0オーバーと3球という意味です。