このツールでできること
「かぎ針編み 作り目計算ツール」は、編み始める前に作るべき鎖編みの目数を正確に教えてくれるツールです。なんとなくの目分量で編み始めて「幅が広すぎた・狭すぎた」と失敗する心配はもうありません。仕上げたい幅、ゲージ(1インチあたりの目数)、編み図で必要な立ち上がりの鎖目を入力するだけで、作り目に必要な鎖編みの合計数を算出します。※単位はインチ(1インチ=約2.54cm)です。
使い方
まずは簡単なゲージスワッチ(試し編み)を作りましょう。小さな四角を編んで、1インチの中に何目入るかを数えます。これが1インチあたりの目数(ゲージ)です。次に、仕上げたい幅(インチ)を測るか決めます。最後に、編み図で指定された立ち上がり(端)の鎖目を加えます(こま編みなら1、中長編みなら2、長編みなら3が目安です)。「計算する」を押せば、編むべき鎖編みの数がわかります。
計算式の解説
計算はとてもシンプルです。$$\text{Chains} = \operatorname{round}\!\left(\text{Width (in)} \times \text{Gauge}\right) + \text{Edge Chains}$$。幅にゲージを掛けることで、その幅にするために必要な「編み目の数」がわかります。鎖目は分数で作れないので、いちばん近い整数に四捨五入し、そこに最初の段の高さを揃えるための立ち上がりの鎖目を足します。
計算例
幅8インチのマフラーを編みたいとします。ゲージは1インチあたり4目、長編み(立ち上がり3目)で編む場合を考えてみましょう。編み目の数 = \(8 \times 4 = 32\) 目。これに立ち上がりの鎖3目を足すと、作り目は35目になります。鎖を35目編めば、1段目を編み始める準備の完了です。
よくある質問
ゲージとは? ゲージとは、決められた長さ(通常は1インチ)の中に入る目数のことです。使う糸、かぎ針の号数、編む人の手加減(テンション)によって変わるので、必ず試し編みをして確認しましょう。
立ち上がりの鎖は何目足せばいい? 一般的な目安は、こま編み1目、中長編み2目、長編み3目、長々編み4目です。ただし、必ずお使いの編み図の指示を確認してください。
なぜ目数を四捨五入するの? 編み地は1目単位で構成されるため、幅 × ゲージの結果をいちばん近い整数に四捨五入してから、立ち上がりの鎖目を足します。