この計算ツールでできること
「レジン型の容量計算ツール」は、長方形(直方体)の型をレジンで満たすのに必要な量を教えてくれます。型の内側の縦・横・深さを入力し、どのくらいまで満たしたいかを選ぶだけで、ミリリットル(mL)とリットル(L)での容量に加え、グラム単位のおおよそのレジン重量が表示されます。これにより必要な分量を正確に混ぜられるので、レジンを余らせたり、注いでいる途中で足りなくなったりするのを防げます。
使い方
まず、型の内側の寸法をセンチメートル(cm)で測ります。「縦」「横」「高さ/深さ」を入力してください。全体に注ぐ場合は充填率を100%に設定し、コースターの土台のように一部だけ満たしたい場合は数値を下げます。「レジンの比重」の初期値は1.1 g/mLで、これはエポキシレジンの一般的な値です(ポリエステルレジンやUVレジンもほぼ同程度)。お使いのレジンの仕様書に別の数値が記載されている場合はそれに合わせて調整しましょう。入力後に計算ボタンを押すと、容量と重量が表示されます。
計算式の解説
1 cm³はちょうど1ミリリットルに等しいため、箱型の空間の容量は単純に「縦 × 横 × 高さ(cm)」で求められます。さらに部分的に注ぐ場合に対応するため、充填率(充填% ÷ 100)を掛けます。重量は容量に比重を掛けて算出します。$$\text{レジン重量(g)} = \text{容量(mL)} \times \text{比重}$$。顔料や充填材を加えると比重がわずかに変わるため、重量はあくまで目安として捉えてください。
計算例
縦20 cm、横15 cm、深さ2 cmのトレイ型を、比重1.1 g/mLのエポキシレジンで100%まで満たす場合を考えてみましょう。容量 $$= 20 \times 15 \times 2 \times 1.0 = 600 \text{ mL} \ (0.6 \text{ L})$$。レジン重量 $$= 600 \times 1.1 = 660 \text{ g}$$。つまり、主剤と硬化剤を合わせて約660 gのレジンを混ぜればよいことになります。
よくある質問
長方形ではない型でも使えますか? 不規則な形の場合は、外形を囲む直方体(バウンディングボックス)で概算するか、型に水を入れてその水の量をmLで測る方法がおすすめです。
多めに混ぜたほうがいいですか? はい。混ぜたカップの内側に残るレジン分を見込んで、5〜10%ほど多めに用意しておくと安心です。
比重はどの数値を使えばいいですか? 多くのエポキシ注型用レジンは1.0〜1.2 g/mLの範囲です。正確な値はお使いの製品の技術仕様書(テクニカルデータシート)でご確認ください。