この計算ツールでわかること
対象:日本。本ツールは、厚生労働省が公表する国の基準「日本人の食事摂取基準(2020年版)」を用いています。選択した年齢区分・性別・身体活動レベルに応じて、基本となる栄養5項目(熱量・たんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量)の1日あたりの推奨量・目標量を参照し、実際の摂取量がその基準の何%にあたるかを表示します。これらは日本政府が定めた公式の数値であり、他国のガイドライン(例:米国のDRI/RDA、EUの基準摂取量など)とは異なる場合があります。
使い方
ご自身の年齢区分(満年齢)、性別、身体活動レベル(低い・ふつう・高い)を選びます。次に、1日に実際に摂取した量を入力します。熱量はkcal、たんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量はgで入力してください。結果には、各項目が1日の基準値に対して何%にあたるかが表示されます。身体活動レベルの影響を受けるのは熱量のみで、たんぱく質と食塩相当量は厚労省の年齢・性別表からそのまま参照し、脂質と炭水化物は熱量の基準から算出します。
計算式
各項目の基本的な計算は 割合(%)= 摂取量 ÷ 基準値 × 100 です。
$$\text{DRI \%} = \frac{\text{Intake}}{\text{Reference (DRI)}} \times 100$$脂質と炭水化物の基準は、厚労省が定める目標とするエネルギー比率の範囲の中央値を用いて、熱量の基準から推定します。具体的には、脂質はエネルギーの25%(1gあたり9kcal)、炭水化物はエネルギーの57.5%(1gあたり4kcal)として計算します。区分によって基準値が定められていない場合は、0で割らずに「該当なし」と表示します。
計算例
年齢区分「15〜17歳」、男性、身体活動レベル「ふつう」で、2400kcal、たんぱく質50g、脂質50g、炭水化物250g、食塩相当量8gを摂取した場合。熱量の基準は2800kcalなので、\(2400 \div 2800 = 85.7\%\)。たんぱく質の基準65gでは76.9%。脂質の基準は\(2800 \times 0.25 \div 9 = 77.8\,\text{g}\)なので64.3%。炭水化物の基準は\(2800 \times 0.575 \div 4 = 402.5\,\text{g}\)なので62.1%。食塩相当量の目標量7.5gでは\(8 \div 7.5 = 106.7\%\)となり、1日の目標量の上限を超えているため注意表示されます。
よくある質問
なぜ食塩相当量は100%を超えることがあるのですか? 食塩相当量は「目標量(上限)」であって達成すべき目安ではないため、100%を超える場合は推奨される1日の上限を超えたことを意味します。
他の項目は100%が目標ですか? 熱量とたんぱく質はそれぞれ推定必要量・推奨量にあたるため、おおむね100%が目安となります。脂質と炭水化物は範囲の中央値を用いて算出しています。
日本以外でも使えますか? 数値は日本国内の基準です。お住まいの国の基準が異なる場合は、その国のガイドラインをご利用ください。