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公式

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結果

エントロピー変化(ΔS)
3.3333
J/K
移動した熱量 q 1,000 J
温度 T 300 K
計算式 ΔS = q / T

エントロピー変化とは?

エントロピー(S)は、熱力学系の「乱雑さ」、つまり取りうるミクロな状態(微視的配置)の数を表す量です。エントロピー変化(ΔS)は、ある過程でその乱雑さがどれだけ変化したかを示します。一定温度のもとで熱が可逆的にやり取りされる場合、エントロピー変化は単純に「加えられた熱量÷絶対温度」で求められます。この計算機は、基本式 \(\Delta S = q_{\text{rev}} / T\) を用いて、ΔS をジュール毎ケルビン(J/K)で算出します。

この計算機の使い方

可逆的に移動した熱量 q をジュール(J)で入力します。熱が系に流れ込むときは正の値、系から出ていくときは負の値を使ってください。次に、絶対温度 T をケルビン(K)で入力します。摂氏(℃)からは 273.15 を足して換算することを忘れないでください。計算機は q を T で割り、エントロピー変化 ΔS を J/K で返します。

計算式の解説

定義式は次のとおりです。

$$\Delta S = \frac{q_{\text{rev}}}{T}$$

ここで qrev は可逆過程に沿ってやり取りされる熱量、T はケルビン単位の一定の絶対温度です。温度が分母にあるため、同じ熱量でも温度が低いほどエントロピー変化は大きくなります。化学反応の場合は、標準モルエントロピーを足し合わせる別の形 \(\Delta S = \sum S_{\text{生成物}} - \sum S_{\text{反応物}}\) も使われます。

温度Tの熱源から系へ熱qが流れる様子を示す平面図で、エントロピー変化の公式の関係が示されている
絶対温度Tでの可逆的な熱移動qは、エントロピー変化ΔS = q/Tを生じる。

計算例

300 K に保たれた系が、1000 J の熱を可逆的に吸収したとします。このとき、

$$\Delta S = \frac{1000\ \text{J}}{300\ \text{K}} = \mathbf{3.3333\ \text{J/K}}$$

符号が正であることから、系が熱を吸収してエントロピーが増加したことがわかります。

よくある質問

なぜ温度はケルビンでなければならないのですか? エントロピーは絶対温度(熱力学温度)を用いて定義されているためです。摂氏を使うと誤った結果になり、0 ℃ 付近では定義できない値になってしまいます。

ΔS は負になることがありますか? はい。熱が系から出ていく場合(q が負)、ΔS は負になり、系がより秩序立った状態になることを意味します。

ΔS の単位は何ですか? ジュール毎ケルビン(J/K)です。モルエントロピーを求めるには、モル数で割って J/(mol·K) とします。

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