この計算ツールでできること
このツールでは、お酒を水で割ったときに出来上がる「水割り」のアルコール度数(ABV)と、飲み物全体の量を計算します。焼酎やウイスキーなどを水で薄める飲み方を日本では「水割り」と呼びますが、考え方そのものは万国共通で、ソーダやアルコールを含まない他の飲料で割る場合にもそのまま使えます。
使い方
3つの数値を入力します。注ぐお酒の量(ml)、そのお酒のアルコール度数(30なら30%)、そして加える水の量(ml)です。すると、飲み物全体の量と、割ったあとの最終的なアルコール度数が表示されます。比率の分子と分母で同じ単位を使えば、ml以外の単位でも正しい度数が求められます。
計算式の解説
まず、お酒に含まれる純アルコール量は「お酒の量 × 度数(小数)」で求めます。つまり、純アルコール量 = お酒の量 × (お酒の度数 ÷ 100)です。出来上がった飲み物の量は単純に「お酒の量 + 水の量」となります(これはエタノールと水が混ざるときにわずかに起こる体積の収縮を無視し、量がそのまま足し合わさると仮定したものです)。最終的な度数は、純アルコール量を全体量で割って百分率で表します。式にすると、
$$\text{ABV} = \frac{\text{Liquor (ml)} \times \dfrac{\text{Liquor ABV (\%)}}{100}}{\text{Liquor (ml)} + \text{Water (ml)}} \times 100$$
アルコール度数 = お酒の量 × お酒の度数 ÷ (お酒の量 + 水の量)です。
計算例
度数30%の焼酎を50ml注ぎ、水を100ml加えるとします。純アルコール量 = \(50 \times 30 \div 100 = 15\) ml。全体量 = \(50 + 100 = 150\) ml。最終的なアルコール度数 = \(15 \div 150 \times 100 = 10\%\)。つまり、150mlで度数10%の水割りが出来上がります。もう少し濃いめに、度数40%のウイスキー100mlに水60mlを加えると、160ml中に40mlのアルコールが含まれ、度数は25%になります。
よくある質問
氷は水の量に含めますか? 溶けたぶんはおおよそ水と同じと考えてかまいません。溶けると見込まれる量を水の量に足すと、より実際に近い見積もりになります。
実際の全体量がお酒と水を足した値とぴったり合わないのはなぜ? エタノールと水を混ぜると体積がわずかに収縮するため、実際の合計はほんの少し少なくなります。この計算ツールは量を単純に足し合わせる前提を用いていますが、飲み物の計算には十分な精度です。
ソーダで割るハイボールにも使えますか? 使えます。ソーダ水にはアルコールが含まれていないので、その量を「加える水の量」として入力してください。