フレーム数→タイムコード変換ツールとは?
このツールは、動画の生のフレーム数を実際の時間(秒)と標準的なHH:MM:SS:FF形式のタイムコードに変換します。編集者・アニメーター・カラリスト・モーショングラフィックスのクリエイターは、「何フレームか」を「どれくらいの長さか」に置き換える作業を日常的に行います。たとえばAfter Effects、Premiere、DaVinci Resolve、あるいはEDLでフレーム番号を読み取るときなどです。総フレーム数を入力し、プロジェクトのフレームレートを選ぶだけで完了します。
使い方
総フレーム数を入力し、素材やタイムラインのフレームレートを選択してください。23.976、24、25(PAL)、29.97、30、50、59.94、60fpsに対応しています。計算結果として、正確な秒数に加え、時・分・秒・残りのフレーム成分(FF)に分割されたタイムコードが表示されます。
計算式の解説
時間は、フレーム数をフレームレートで割るだけで求められます(\(t = N / \text{fps}\))。タイムコードは、各単位のフレーム数で順に割っていくことで構成されます。FF成分の計算にはfpsの値を最も近い整数に丸めて使用します(そのため29.97fpsでは表示上1秒あたり30フレームとして扱い、ノンドロップフレーム方式に一致します)。これはノンドロップフレーム(NDF)モデルのため、29.97/59.94fpsでは表示されるタイムコードが実時間よりわずかに遅れて進みます。実際の経過時間は常に「総再生時間」の行に表示されます。
$$\begin{gathered} \text{Timecode} = HH:MM:SS:FF \\[1.5em] \text{where}\quad \left\{ \begin{aligned} N &= \left\lfloor \text{Total Frames} \right\rfloor,\quad f = \operatorname{round}\!\left(\text{FPS}\right) \\ HH &= \left\lfloor \dfrac{N}{3600\,f} \right\rfloor \\ MM &= \left\lfloor \dfrac{N \bmod 3600\,f}{60\,f} \right\rfloor \\ SS &= \left\lfloor \dfrac{N \bmod 60\,f}{f} \right\rfloor \\ FF &= N \bmod f \end{aligned} \right. \end{gathered}$$ $$\text{Total Seconds} = \frac{\text{Total Frames}}{\text{FPS}}$$
計算例
たとえば、30fpsで1800フレームあるとします。時間は \(1800 / 30 = 60\) 秒です。タイムコードでは、60秒はちょうど1分なので、結果は00:01:00:00となります。
よくある質問
FFの部分は何を表していますか? FBはフレーム成分で、直前の秒数からさらに何フレーム進んでいるかを示します。00から(fps − 1)までの範囲をとります。
29.97fpsで総秒数とタイムコードが一致しないのはなぜですか? ノンドロップフレームのタイムコードでは、実際には29.97フレームしか再生されないのに、表示上は1秒あたり30フレームとして数えます。そのため表示時間が実時間より先行してずれていきます。秒数の値が本当の経過時間です。
逆方向の変換はできますか? このツールはフレーム数から時間への変換を行います。タイムコードからフレーム数を求めるには、各時間単位にfpsを掛けてフレーム成分を加算してください。