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公式

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結果

対流熱伝達率
100
W/(m²·K)
熱流量 Q 5,000 W
伝熱面積 A 2 m²
温度差 ΔT 25 K

熱伝達率(熱伝達係数)とは?

対流熱伝達率(記号 \(h\))は、固体表面と流れる流体(液体や気体)との間で熱がどれだけ効率よく伝わるかを表す指標です。熱工学をはじめ、空調(HVAC)設計、熱交換器のサイジング、電子機器の冷却など、さまざまな分野で欠かせないパラメータとなっています。本ツールは、ニュートンの冷却法則をもとに、熱流量・伝熱面積・表面と流体の温度差の3つから \(h\) をそのまま算出します。

高温面から流れる流体への対流熱伝達
対流は熱い表面から周囲を流れる流体へ熱を運びます。

計算式の解説

計算は $$h = \frac{\text{Q (W)}}{\text{A (m}^2\text{)} \times \text{ΔT (K)}}$$ に基づきます。これはニュートンの冷却法則 \(Q = h \cdot A \cdot \Delta T\) を変形したものです。ここで Q は熱流量[W(ワット)]、A は熱交換が行われる伝熱面積[m²]、ΔT は表面と流体の温度差[K(ケルビン)または ℃]を表します。ケルビンの目盛り幅は摂氏1度と等しいため、温度「差」であれば K でも ℃ でも同じ値になります。結果の \(h\) は W/(m²·K) で表され、この値が大きいほど、その表面は熱をより放出・吸収しやすいことを意味します。

数式の変数の図:熱流量 Q、面積 A、温度差 デルタT
係数 h は熱流量 Q を表面積 A と温度差 ΔT に結び付けます。

使い方

熱流量 Q、流体と接する伝熱面積 A、温度差 ΔT を入力してください。「計算」ボタンを押すと、熱伝達率がすぐに表示されます。結果を W/(m²·K) で得るには、すべての入力をSI単位でそろえてください。

計算例

たとえば、平板が面積 \(A = 2 \text{ m}^2\) にわたって \(Q = 5000 \text{ W}\) を放熱し、表面と流体の温度差が \(\Delta T = 25 \text{ K}\) の場合を考えます。このとき $$h = \frac{5000}{2 \times 25} = \frac{5000}{50} = 100 \ \text{W/(m}^2\cdot\text{K)}$$ となります。これは強制空冷(強制対流)でよく見られる値です。

よくある質問(FAQ)

どの単位を使えばよいですか? SI単位を使用してください。Q はワット[W]、A は平方メートル[m²]、ΔT はケルビン[K](または ℃ の温度差)です。結果は W/(m²·K) で出力されます。

ΔT に ℃ を使ってもよいですか? はい。温度「差」であれば ℃ と K は数値的に同一なので、結果は変わりません。

h の代表的な値は? 空気の自然対流でおよそ 5〜25、空気の強制対流で 10〜500、水の強制対流で 100〜15,000、沸騰・凝縮では 10,000 W/(m²·K) を超えることもあります。

最終更新: