レモネードスタンド計算機とは?
レモネードスタンド計算機は、子どもの定番の「お店ごっこ」を、本物の経済の学びに変えてくれる、楽しくて教育的なツールです。1杯いくらで売るのか、1杯あたりの原価はいくらか、何杯売れたか、そして固定費(看板・テーブルのレンタル料・一度きりの材料のまとめ買いなど)を入力すると、純利益・総売上・利益率、そして元を取る(損益分岐に達する)ために必要な販売数が一瞬で表示されます。なお金額はドル($)表記ですが、円など他の通貨でもそのまま同じ計算ロジックで使えます。
使い方
入力するのは4つの項目です。1杯あたりの価格(お客さんが支払う金額)、1杯あたりの原価(材料費とカップ代)、販売数、そして固定費(売れた杯数に関係なく一定でかかる費用)です。あとは「計算する」を押せば、最終的な利益が表示されます。価格や販売数を変えてみると、利益がどう動くかも一目で分かります。
計算式のしくみ
利益は「総売上 − 総コスト」で求めます。売上は1杯あたりの価格×販売数。総コストは変動費(1杯あたりの原価×販売数)に固定費を足したものです。
$$\text{利益} = \left(\text{価格} \times \text{販売数}\right) - \left(\text{原価} \times \text{販売数} + \text{固定費}\right)$$
損益分岐点は、固定費を回収するのに何杯売ればよいかを示します。$$\text{固定費} \div \left(\text{価格} - \text{原価}\right)$$これを超えて売れた分は、すべてまるごと利益になります。
計算例
たとえば、レモネードを1杯0.50ドルで売り、1杯あたりの原価が0.15ドル、100杯売れて、看板に10ドルかけたとします。売上=\(0.50 \times 100 = 50\)ドル。変動費=\(0.15 \times 100 = 15\)ドル。総コスト=\(15 + 10 = 25\)ドル。利益=\(50 - 25 = \mathbf{25}\)ドル。利益率は50%で、損益分岐点は \(10 \div \left(0.50 - 0.15\right) \approx 28.6\)杯。つまり約29杯売れば元が取れる計算です。
よくある質問
固定費とは? 売れた杯数に関係なく、一定でかかる費用のことです。テーブル代、看板代、出店許可料などが当てはまります。
利益率とは? 利益を売上で割って、パーセントで表したものです。売上のうちどれだけが手元に残るかを示します。
損益分岐点より少ない杯数しか売れなかったら? その場合、利益はマイナスになります。固定費を売上でカバーできるまでは、赤字(損)が続きます。