時価総額とは?
時価総額(マーケットキャップ)とは、上場企業が発行している株式すべてを合計した市場価値のことです。その企業の株主資本(エクイティ)に対して、市場がその時点でいくらの価値があると評価しているかを示します。時価総額は企業規模を測る代表的な指標であり、米国市場では大型株(ラージキャップ)・中型株(ミッドキャップ)・小型株(スモールキャップ)といった区分の基準としても使われます。なお本ツールは米ドル建てを前提としていますが、計算式自体は日本株(円建て)など他の市場にもそのまま当てはまります。
このツールの使い方
現在の株価(株式1株あたりの価格)と、発行済株式数(企業が発行し、投資家が保有している株式の総数)を入力してください。両者を掛け合わせ、時価総額をドル建てで表示します。あわせて、百万単位・十億単位への換算結果も確認できます。
計算式の解説
計算はいたってシンプルです。
$$\text{時価総額} = \text{株価} \times \text{発行済株式数}$$
株価は取引時間中に絶えず変動するため、時価総額もリアルタイムで動きます。また、自社株買い・新株発行・株式分割などによって発行済株式数も変わることがあるため、正確な結果を得るには必ず最新の数値を使いましょう。
計算例
たとえば、ある企業の株価が1株150ドルで、発行済株式数が10億株(1,000,000,000株)だとします。このときの時価総額は次のとおりです。
$$150\,\text{ドル} \times 1{,}000{,}000{,}000\,\text{株} = 150{,}000{,}000{,}000\,\text{ドル}$$(=1,500億ドル)。この規模なら、まぎれもなく大型株(ラージキャップ)に分類されます。
よくある質問
時価総額は企業価値と同じですか? 厳密には違います。時価総額が表すのは株主資本(エクイティ)の価値だけです。これに純有利子負債を加えたものが「企業価値(EV:エンタープライズバリュー)」で、買収に必要な総コストを測る指標としてはこちらの方が適していることが多いです。
大型株(ラージキャップ)の目安は? 米国市場での一般的な区分では、時価総額がおよそ100億ドル超を大型株、20億〜100億ドルを中型株、20億ドル未満を小型株とします。日本市場ではこの区分の基準が異なる点に注意してください。
時価総額が毎日変わるのはなぜ? 株価は市場の需給によって動くため、株価が上下するたびに時価総額も再計算されるからです。