1株当たり株価の計算ツールとは?
この計算ツールは、企業の株式1株あたりの市場価値(株価)を算出します。仕組みはシンプルで、企業の時価総額を、現在発行されている株式数で割るだけです。これは特定の国に限定されない普遍的な計算式で、どの市場に上場している企業にも当てはまります。日本市場の銘柄はもちろん、米国株や欧州株など海外の上場企業にも同じ考え方で使えます。
使い方
入力する値は2つだけです。1つ目は企業の時価総額(全株式の合計時価)、2つ目は発行済株式数です。これらを入力すると、1株あたりの理論株価が瞬時に表示されます。表示されている株価が妥当かどうかの確認、非上場企業のバリュエーション、新株発行のシミュレーションなど、さまざまな場面で役立ちます。
計算式の解説
関係式はとても単純で、誤差なく成り立ちます。
$$\text{1株当たり株価} = \frac{\text{時価総額}}{\text{発行済株式数}}$$
そもそも時価総額は「1株当たり株価 \(\times\) 発行済株式数」で定義されるため、式を変形すれば株価が求まります。なお株式数がゼロの場合は株価を定義できないため、本ツールではゼロ除算を防ぐ仕組みを設けています。
計算例
たとえば、時価総額が10億ドル、発行済株式数が5,000万株の企業を考えてみましょう。このとき1株当たり株価は $$1{,}000{,}000{,}000 \div 50{,}000{,}000 = \textbf{20.00}\ \text{ドル}$$ となります。仮に同じ企業の発行済株式数が2,500万株だった場合、1株あたりの価値は40.00ドルに上がります。
よくある質問
時価総額とは何ですか? 企業の株式全体の市場価値を指します。具体的には「1株当たり株価 \(\times\) 発行済株式数」で計算されます。
発行済株式数と浮動株、どちらを使うべきですか? 一般的な時価総額の計算には、発行済株式数の合計を使います。浮動株(自由に売買される株式)は基準が小さくなり、一部の株価指数の構成比率の算出などに用いられます。
優先株は考慮されますか? 基本的な計算ではすべての発行済株式を同等に扱います。複数の種類株式(クラス株)がある企業では、対象とするクラスの株式数と価値を使って計算してください。