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公式

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結果

メンツァー指数
18.89
MCV ÷ 赤血球数
解釈 Suggestive of iron deficiency anemia
カットオフ値 < 13 thalassemia trait, > 13 iron deficiency

メンツァー指数とは?

メンツァー指数(Mentzer Index)は、小球性貧血の患者においてβサラセミア形質(β地中海貧血形質)鉄欠乏性貧血を鑑別するために用いられる、血液学のシンプルなスクリーニング指標です。平均赤血球容積(MCV)を赤血球数(RBC)で割って算出します。どちらの数値も、通常の血算(CBC:完全血球計算)の結果からそのまま得られます。本ツールはあくまで臨床判断の補助であり、確定診断ではありません。必ず追加の検査で確認してください。

メンツァー指数の境界値13で2つの解釈を分ける数直線
13未満はサラセミア形質、13以上は鉄欠乏性貧血を示唆します。

この計算ツールの使い方

血算(CBC)の結果から、MCVをフェムトリットル(fL)単位で、赤血球数を100万個/µL(millions/µL)単位で入力してください。標準的なカットオフ値である「13」を基準に、メンツァー指数と簡単な解釈がその場で表示されます。

計算式の解説

計算式はメンツァー指数 = MCV ÷ 赤血球数とシンプルです。

$$\text{メンツァー指数} = \frac{\text{MCV (fL)}}{\text{RBC (millions/}\mu\text{L)}}$$

その理屈は次のとおりです。サラセミア形質では小さな赤血球が多数つくられるため、赤血球数は比較的高いままでMCVが低くなり、比の値は小さくなります。一方、鉄欠乏では骨髄でつくられる赤血球数自体が減るため、比の値は大きくなります。広く用いられている解釈は、指数が13未満ならサラセミア形質、13を超えると鉄欠乏性貧血を示唆する、というものです。

MCVを赤血球数で割ってメンツァー指数を求める仕組みを示した図
メンツァー指数は、MCVを赤血球数で割って算出します。

計算例

たとえば、ある患者のMCVが65 fL、赤血球数が550万個/µL(5.5 million/µL)だとします。

$$\text{メンツァー指数} = \frac{65}{5.5} = 11.82$$

11.82は13未満であるため、サラセミア形質が示唆され、確定のためにヘモグロビン電気泳動を行う必要があります。

よくある質問(FAQ)

メンツァー指数で確定診断できますか?いいえ。これは感度・特異度が完璧ではないスクリーニングの目安です。特に13付近の境界域の値は不確実性が高く、追加の精密検査が必要です。

どの単位を使えばよいですか?MCVはfL、赤血球数は100万個/µL(10⁶/µL)です。いずれも標準的な血算(CBC)で報告される単位です。

なぜ赤血球数÷MCVではなく、MCV÷赤血球数なのですか?この比は、サラセミアで13未満、鉄欠乏で13を超えるように定義されており、覚えやすい単一のカットオフ値で判断できるようにするためです。

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