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公式

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結果

総鉄欠乏量
1,508
mg(元素鉄)
ヘモグロビン不足分 6 g/dL
貯蔵鉄の追加分 500 mg
計算式 Ganzoni(ガンゾーニ)式

鉄欠乏計算ツールとは?

この計算ツールは、鉄欠乏性貧血を補正するために必要となる元素鉄(エレメンタル鉄)の総量(ミリグラム単位)を推定するものです。臨床現場で静注鉄剤の投与量設定に広く用いられている Ganzoni(ガンゾーニ)式 を採用しています。あくまで教育目的の目安であり、実際の投与量は必ず医師など資格を持つ医療専門家が判断する必要があります。

使い方

患者さんの体重(kg)、現在(実測)のヘモグロビン値、目標とするヘモグロビン値、そして貯蔵鉄量を入力してください。成人の場合、貯蔵鉄(デポ鉄)は慣例的に 500 mg とすることが一般的です(体重 35 kg 未満では、代わりに 15 mg/kg を用いることが多くあります)。計算ツールは補充すべき総鉄欠乏量を算出します。

計算式の解説

Ganzoni式は次のとおりです。

$$\text{鉄欠乏量(mg)} = \text{体重(kg)} \times \left( \text{目標Hb} - \text{実測Hb} \right) \times 2.4 + \text{貯蔵鉄(mg)}$$

係数 2.4 は2つの要素を組み合わせたものです。血液量は体重のおよそ 7%(0.07 L/kg)であり、ヘモグロビン 1 g には約 3.4 mg の鉄が含まれます。Hb を g/dL で表すと \( 0.07 \times 3.4 \times 10 = 2.4 \) となります。最後の貯蔵鉄の項は、循環ヘモグロビンが回復した後に体内のデポ鉄を補うためのものです。

ガンゾーニの式の構成要素を分解した図:体重、ヘモグロビン差、定数、貯蔵鉄が総鉄欠乏量を構成する様子
ガンゾーニの式は、体重にヘモグロビン差と定数を掛け、貯蔵鉄を加えます。

計算例

体重 70 kg の成人で、実測Hb が 9 g/dL、目標が 15 g/dL、貯蔵鉄を 500 mg とした場合:$$70 \times \left( 15 - 9 \right) \times 2.4 + 500 = 70 \times 6 \times 2.4 + 500 = 1008 + 500 = 1508 \text{ mg}$$ の鉄を補充する必要があります。

よくある質問

なぜ貯蔵鉄を 500 mg とするのですか? 500 mg は、35 kg を超える成人で「枯渇しているがゼロではない」典型的なデポ鉄を補充する目安として用いられます。体重の軽い患者さんでは 15 mg/kg を使用します。

目標ヘモグロビン値はどれくらいに設定すべきですか? 成人では 15 g/dL がよく用いられますが、臨床的に適切な目標値は性別・年齢・病状によって異なります。

これは1回の点滴で投与する量ですか? いいえ。総欠乏量は、使用する鉄剤の1回最大投与量や患者さんの忍容性に応じて、複数回に分けて投与されることが一般的です。

最終更新: