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公式

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結果

維持輸液速度
60
mL/時
1時間あたりの速度 60 mL/h
1日量(24時間) 1,440 mL/day
計算方法 Holliday-Segar法(4-2-1)

このツールについて

維持輸液量計算ツールは、患者が24時間に必要とする静脈内(または経口)輸液量を推定します。これは、通常起こる体液喪失(尿、便、発汗、呼吸)を補うための量です。本ツールでは、広く教育の場で用いられているHolliday-Segar法(通称「4-2-1ルール」)を使用します。この方法は主に小児患者に適用されますが、どの体重でも計算できます。なお本ツールはあくまで教育・参考目的であり、臨床判断に代わるものではありません。

使い方

患者の体重をキログラム単位で入力して計算を実行します。1時間あたりの維持速度(mL/h)と、1日あたりの総輸液量(mL/日)が表示されます。輸液量は必ず臨床所見、電解質、進行中または異常な体液喪失と照らし合わせて再評価してください。

計算式の解説

4-2-1ルールでは、体重を段階(ティア)に分けて計算します。最初の10kgには4 mL/kg/h、次の10kg(11〜20kg)には2 mL/kg/h、20kgを超える1kgごとには1 mL/kg/hを割り当てます。体重10kg以下の患者は\(\text{体重} \times 4\)、11〜20kgの患者は\(40 + 2 \times (\text{体重} - 10)\)、20kgを超える患者は\(60 + 1 \times (\text{体重} - 20)\)となります。この1時間あたりの速度に24を掛けると1日量が求められます。なお「100-50-20」の1日ルールは、同じ方法を1日単位で表現したものです。

4、2、1 mL/kg/時の3つの体重区分を示す4-2-1ルールの図
4-2-1ルールでは、連続する10kgの体重区分に4、2、1 mL/kg/時を割り当てます。

計算例

体重25kgの小児の場合:最初の10kg → \(10 \times 4 = 40\) mL/h、次の10kg → \(10 \times 2 = 20\) mL/h、残りの5kg → \(5 \times 1 = 5\) mL/h。合計 = $$40 + 20 + 5 = 65 \ \text{mL/h}$$ すなわち $$65 \times 24 = 1{,}560 \ \text{mL/日}$$ となります。

25kg患者の計算を示す積み上げ棒グラフ:10×4+10×2+5×1で輸液速度の合計
計算例:25kgの患者では3つの区分を合計して1時間あたりの速度を求めます。

よくある質問

これは小児専用ですか? 4-2-1ルールはもともと小児の維持輸液を目的に導き出されたものですが、この段階式の計算はどの体重でも適用できます。ただし成人の維持輸液は、実際には上限を設けたり、別の方法で推定したりすることが多くあります。

脱水は考慮されますか? いいえ。本ツールはベースとなる維持量のみを示します。体液の欠乏量や進行中の異常な喪失は、別途加算する必要があります。

体格の非常に大きい成人ではどうですか? 多くの臨床医は、体重にかかわらず維持輸液量に上限(例:おおむね100〜120 mL/h)を設けます。各施設・各国の臨床ガイドラインに従ってください。

最終更新: