純利益とは?
純利益(じゅんりえき)は、いわゆる「最終利益(ボトムライン)」とも呼ばれ、会社の売上高からすべてのコスト——営業経費、税金、借入金の利息など——を差し引いた後に手元に残る金額です。その期間に事業が本当に儲かったのかどうかを示す、最も信頼できる単一の指標と言えます。この計算ツールは、総売上高から経費・税金・利息を差し引いて純利益を算出し、あわせて純利益率も表示します。
この計算ツールの使い方
まず対象期間の総売上高を入力し、次に営業経費の合計(売上原価、人件費、家賃、広告宣伝費など)を入力します。さらに支払った税金と利息を加えます。該当しない場合は、税金や利息は0のままにしておけば大丈夫です。入力すると、純利益と純利益率がすぐに表示されます。
計算式の解説
計算はとてもシンプルです。
$$\text{純利益} = \text{総売上高} - \text{経費合計} - \text{税金} - \text{利息}$$
純利益率は、純利益を売上高で割り、100を掛けて収益性をパーセントで表したものです。利益率が高いほど、売上1円あたりに残る利益が多いことを意味します。
$$\text{利益率} = \frac{\text{総売上高} - \text{経費合計} - \text{税金} - \text{利息}}{\text{総売上高}} \times 100\%$$
計算例
たとえば、ある事業の売上高が100,000ドル、経費が60,000ドル、税金が8,000ドル、利息が2,000ドルだったとします。純利益は $$100{,}000 - 60{,}000 - 8{,}000 - 2{,}000 = 30{,}000\text{ドル}$$ となります。利益率は $$30{,}000 \div 100{,}000 \times 100 = 30\%$$ です。
よくある質問
粗利益(売上総利益)と純利益の違いは? 粗利益は売上原価などの直接的なコストだけを差し引いたものです。一方、純利益は営業経費・税金・利息を含めたすべてのコストを差し引きます。
純利益はマイナスになることもある? はい。コストの合計が売上高を上回ると純利益はマイナスになり、事業が赤字だったことを意味します。
純利益率はどのくらいが目安? 業種によって異なりますが、一般的に10%あれば健全とされ、20%以上であれば優良と考えられます。