このツールでできること
このオーブン温度換算ツールは、料理でよく登場する3つの温度表記を相互に変換します。アメリカで一般的な「華氏(°F)」、日本をはじめ世界の多くで使われる「摂氏(°C)」、そして英国のガスオーブンに表示される「ガスマーク(Gas Mark)」です。値をひとつ入力して単位を選ぶだけで、3つすべての換算結果がすぐに表示されるので、別の国のオーブン向けに書かれたレシピでも、お使いのオーブンでそのまま再現できます。なお、ガスマークは主に英国で使われる独自の目盛りで、日本の家庭用オーブンにはほとんど見られません。海外レシピを使うときの目安として活用してください。
使い方
レシピに書かれている温度を入力し、その数値が華氏・摂氏・ガスマークのどれなのかを選ぶだけ。換算結果がその場で表示されます。上部のメインボックスには華氏の値が、表には摂氏とガスマークの換算値が並びます。
換算式のしくみ
華氏と摂氏は次の式で結ばれています。$$\degree C = (\degree F - 32)\cdot\tfrac{5}{9}$$ガスマークの目盛りは、ガスマーク1以上ではほぼ等間隔(線形)になっており、1目盛りごとに25°Fずつ上がります。ガスマーク0が約250°Fに対応するため、$$\text{Gas Mark} = \dfrac{\degree F - 250}{25}$$という式が成り立ちます。逆向きに計算する場合は $$\degree F = \text{Gas Mark}\cdot 25 + 250$$ です。このツールでは、入力された値をまず華氏に変換し、そこから残りの2つの目盛りを算出しています。
計算例
レシピに「350°Fのオーブン」と書かれている場合を考えてみましょう。摂氏は$$(350 - 32)\times\tfrac{5}{9} = 318 \times 0.5556 \approx 176.7\degree C$$ガスマークは$$(350 - 250)\div 25 = 100 \div 25 = 4$$つまり350°Fは約177°C、ガスマーク4にあたり、これは中温焼きの定番温度です。
よくある質問
ガスマークの換算は正確ですか? いいえ、あくまで近似値です。\((\degree F - 250)\div 25\) の式はガスマーク1以上であれば一般的なオーブン温度表とよく一致しますが、ごく低い設定はメーカーによって差があります。
摂氏に小数が出るのはなぜですか? 計算結果がちょうど整数になることはまれだからです。お菓子作りなどでは、5°C単位で四捨五入してもまず問題ありません。
摂氏やガスマークから換算することもできますか? もちろんです。入力単位としてそれらを選べば、ツールが逆方向の換算を自動で行います。