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公式

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結果

空気密度
1.1988
kg/m³
絶対温度 293.15 K
水蒸気分圧(Pv) 1,169.05 Pa
乾燥空気分圧(Pd) 100,155.95 Pa

このツールでできること

このツールは、比気体定数法を使って湿潤空気の密度を求めます。空気を単一の気体として扱うのではなく、全圧を「乾燥空気の分圧」と「水蒸気の分圧」に分けて計算し、それぞれが全体の密度に与える寄与を足し合わせます。そのため、単純な乾燥空気の式よりも精度が高く、特に高温多湿の条件で正確な結果が得られます。

温度、気圧、相対湿度の3つの入力ダイヤルが空気密度の出力につながる図。
温度・気圧・湿度を組み合わせて空気密度が得られます。

使い方

気温を摂氏(℃)で、その場所の気圧をヘクトパスカル(hPa=ミリバール)で、相対湿度をパーセント(%)で入力してください。計算結果として、空気密度(kg/m³)に加えて、絶対温度、水蒸気分圧、乾燥空気分圧も表示されます。

計算式の解説

空気密度は次の式で求められます。

$$\rho = \frac{P_d}{R_d\,T} + \frac{P_v}{R_v\,T}$$

ここで \(R_d = 287.058\ \text{J}/(\text{kg}\cdot\text{K})\) は乾燥空気の比気体定数、\(R_v = 461.495\ \text{J}/(\text{kg}\cdot\text{K})\) は水蒸気の比気体定数、\(T\) はケルビン単位の温度です(\(T = t\,\text{℃} + 273.15\))。水蒸気分圧 \(P_v\) は、テテンスの式で求めた飽和水蒸気圧 \(P_{sat}\) に相対湿度の割合を掛けて計算します。乾燥空気分圧 \(P_d\) は、全圧から \(P_v\) を引いた値です。

全体の空気圧が乾燥空気の分圧と水蒸気の分圧に分かれ、それぞれが空気密度に寄与する様子を示す図。
湿潤空気の密度は、乾燥空気と水蒸気の分圧寄与の合計です。

計算例

気温30℃、気圧1013.25 hPa、湿度50%の場合:\(T = 303.15\ \text{K}\)。

$$P_{sat} = 6.1078 \times 10^{\frac{7.5\cdot 30}{267.3}} \approx 42.43\ \text{hPa}$$

となるので、

$$P_v = 0.5 \times 42.43 \times 100 \approx 2121.3\ \text{Pa}$$$$P_d = 101325 - 2121.3 \approx 99203.7\ \text{Pa}$$

これを代入すると

$$\rho = \frac{99203.7}{287.058\cdot 303.15} + \frac{2121.3}{461.495\cdot 303.15} \approx 1.1409 + 0.01516 \approx 1.156\ \text{kg/m}^3$$

となります。

よくある質問

なぜ湿度を考慮するのですか? 水蒸気は乾燥空気よりも密度が小さいため、同じ温度・気圧であっても、湿った空気は乾いた空気よりわずかに軽くなります。

気圧の単位は何を使いますか? 気圧は hPa(ヘクトパスカル)で入力してください。\(1\ \text{hPa} = 1\ \text{mbar} = 100\ \text{Pa}\) です。標準的な海面気圧は 1013.25 hPa です。

どの飽和水蒸気圧の式を使っていますか? 広く使われているテテンスの式を採用しています。通常の大気温度の範囲であれば、誤差は1%未満に収まる近似式です。

最終更新: