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計算を入力してください

公式

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結果

トレース抵抗
0.193919
ohms (Ω)
抵抗(ミリオーム) 193.919
銅の抵抗率 1.724 × 10⁻⁸ Ω·m
温度係数 0.00393 /°C

プリント基板トレース抵抗計算ツールとは

このツールは、プリント基板(PCB)上の銅トレース(配線)の直流抵抗を見積もるためのものです。トレース抵抗が分かると、電源ラインや信号ラインで生じる電圧降下・電力損失・発熱を事前に予測でき、「この配線はもっと太くすべきか」「厚い銅箔が必要か」といった設計判断に役立ちます。

使い方

トレース長をミリメートル(mm)、トレース幅をミル(mil)、銅箔厚をオンス(oz、一般的には0.5・1・2 oz)、動作温度を摂氏(℃)で入力してください。計算結果は抵抗値としてオーム(Ω)とミリオーム(mΩ)の両方で表示されます。

計算式の解説

抵抗は、おなじみの関係式 \(R = \frac{\rho L}{A}\) に従います。ここで断面積 \(A\) は「幅 × 厚さ」です。銅の抵抗率 \(\rho\) は \(1.724 \times 10^{-8}\ \Omega\cdot\text{m}\) を使用しています。銅箔厚(oz)は、1 oz ≈ 1.378 mil、1 mil = 0.0254 mm の換算で厚さに変換します。さらに、温度補正項 \((1 + \alpha(T-25))\)(\(\alpha = 0.00393\ /℃\))によって、基準温度25℃からのずれを反映した抵抗値を求めます。

$$R = \frac{\rho \, L}{A}\left[1 + \alpha\left(\text{Temp} - 25\right)\right]$$

$$\text{where}\quad \left\{ \begin{aligned} \rho &= 1.724\times10^{-8}\ \Omega\!\cdot\!\text{m},\quad \alpha = 0.00393 \\ L &= \text{Length (mm)}\times 10^{-3} \\ A &= \left(\text{Width (mil)}\times 0.0254\times10^{-3}\right)\cdot\left(\text{Weight (oz)}\times 1.378\times 0.0254\times10^{-3}\right) \end{aligned} \right.$$

長さL、幅W、厚さtの寸法を示すPCBの銅配線
配線形状:抵抗は長さL、幅W、銅の厚さtに依存します。

計算例

長さ100 mm、幅10 mil、銅箔厚1 oz のトレースを25℃で計算する場合:厚さ = 1.378 mil = 0.0350 mm、幅 = 0.254 mm、断面積 = \(0.0350 \times 0.254\ \text{mm}^2\)。よって \(R = \frac{1.724\times10^{-8} \times 0.1}{(\text{面積をm}^2\text{換算した値})} \approx 0.000194\ \Omega\)、つまり約194 mΩ となります。

温度上昇に伴い配線抵抗が増加する様子を示す折れ線グラフ
銅の抵抗は係数αによって温度とともにほぼ線形に増加します。

よくある質問

トレース自体の温度上昇は考慮されますか? いいえ。入力した周囲温度における抵抗値を計算するもので、電流による自己発熱(ジュール熱)はモデル化していません。

なぜ幅はmil、長さはmmなのですか? PCB設計ツールでは、トレース幅を慣習的にmilで指定することが多く、一方で基板の寸法はmmで扱われるのが一般的だからです。単位が一貫していれば、お好みの値で計算して構いません。

これは交流抵抗ですか、直流抵抗ですか? 直流(DC)抵抗です。高周波では表皮効果により実効抵抗が増加します。

最終更新: