この計算機でできること
支柱穴コンクリート計算機は、フェンスの支柱、郵便ポストの柱、デッキの基礎、看板の支柱などを固定するのに必要なコンクリート量を試算します。穴の体積から支柱そのものが占める分を差し引くため、実際に隙間を埋めるコンクリート分だけを正確に把握できます。結果は立方フィート、立方ヤード、そして必要なプレミックス(既調合)コンクリート袋の本数で表示されます。なお、寸法はすべてインチ・ポンド単位(米国式)で扱う点にご注意ください。日本のメートル法とは単位が異なります。
使い方
穴の直径、掘る深さ、差し込む支柱の幅(または直径)、設置する穴の数を入力してください。すべての寸法はインチ(in)で入力します。計算機はコンクリートの総体積に加えて、60ポンド袋と80ポンド袋の必要数を、不足が出ないように切り上げて表示します。
計算式の解説
各穴は体積 \(\pi\left(\frac{d}{2}\right)^2 h\) の円柱とみなします。支柱はそれより小さい円柱 \(\pi\left(\frac{p}{2}\right)^2 h\) を占めるため、1穴あたりに必要なコンクリートはこの差分です。これに穴の数を掛けると総量になります。
$$\text{Concrete (ft}^3) = \frac{\pi \left[\left(\frac{\text{Hole Dia}}{2}\right)^2 - \left(\frac{\text{Post}}{2}\right)^2\right] \cdot \text{Depth} \cdot \text{Holes}}{1728}$$立方インチは、立方フィート(\(\div\,1728\))と立方ヤード(\(\div\,46656\))に換算します。60ポンド袋で約0.45立方フィート、80ポンド袋で約0.60立方フィートの練り上がりコンクリートが得られます。
$$\text{Bags}_{60} = \left\lceil \frac{V}{0.45} \right\rceil \qquad \text{Bags}_{80} = \left\lceil \frac{V}{0.60} \right\rceil$$ここで \(V\) はコンクリートの総体積(ft\(^3\))です。
計算例
直径12インチ、深さ24インチの穴に4インチの支柱を立てる場合:穴の体積
$$\pi \times 6^2 \times 24 = 2714.34\ \text{立方インチ}$$支柱の体積
$$\pi \times 2^2 \times 24 = 301.59\ \text{立方インチ}$$1穴あたり
$$2714.34 - 301.59 = 2412.74\ \text{立方インチ} = 1.396\ \text{立方フィート}$$これは1穴あたりおよそ60ポンド袋4袋分に相当します。
よくある質問
穴は支柱の幅の3倍にすべき? 一般的な目安として、穴の直径は支柱の幅の約3倍、深さは地上に出る支柱の高さの1/3とされます。
なぜ袋数を切り上げるの? 袋は端数では購入できませんし、こぼれや穴の不均一さに備えて少し余裕を持たせるためです。
底に敷く砕石(砂利)は含まれる? いいえ。砕石ベースを敷く場合は、その厚み分を差し引いた深さを入力してください。