妊娠週数計算ツールとは?
このツールは、指定した日付時点で妊娠がどこまで進んでいるか(妊娠週数)を「○週○日」の形(例:「13週6日」)で表示します。計算方法は世界共通の産科の数え方に従っており、最終月経(LMP)の初日を「0週0日」とし、その40週間後(280日後)が出産予定日(EDD)となります。あくまでカレンダー上の日数計算なので、国を問わず同じ基準で利用できます。
使い方
まず入力方法を選びます。最終月経の初日がわかっている場合は「最終月経の初日から計算」を選び、その日付を入力します。産院や医師から出産予定日を伝えられている場合は「出産予定日から計算」を選び、予定日を入力してください。この場合、予定日から280日をさかのぼって最終月経日が自動的に算出されます。続いて「確認する日付」(多くは今日の日付)を入力すると、その日時点の妊娠週数が表示されます。
計算式の解説
このツールは2つの日付をそれぞれ通算日数に変換し、その差から最終月経日からの経過日数 \(D\) を求めます。
$$\begin{gathered} \text{Weeks} + \text{Days} = \left\lfloor \frac{D}{7} \right\rfloor \;\text{wks} \;+\; \left(D \bmod 7\right)\;\text{days} \\[1.5em] \text{where}\quad \left\{ \begin{aligned} D &= JDN_{\text{target}} - JDN_{\text{EDD}} + 280 \\ JDN_{\text{EDD}} &= JDN\!\left(\text{Year},\, \text{Month},\, \text{Day}\right) \\ JDN_{\text{target}} &= JDN\!\left(\text{Year},\, \text{Month},\, \text{Day}\right) \end{aligned} \right. \end{gathered}$$次に \(D\) を週と日に分け、週 = floor(D ÷ 7)、日 = D − 7 × 週(必ず0〜6の範囲)として計算します。日数の差はユリウス通日への変換による正確なカレンダー計算を用いているため、2月29日のようなうるう年も正しく処理され、「1か月=30日」といった近似は使いません。
計算例
たとえば出産予定日が2024年12月15日で、2024年6月15日時点の週数を確認したいとします。予定日から280日をさかのぼると最終月経日は2024年3月10日になります。3月10日から6月15日までは \(21 + 30 + 31 + 15 = 97\) 日です。すると 週 = \(\lfloor 97 \div 7 \rfloor = 13\)、日 = \(97 - 91 = 6\) となり、妊娠週数は13週6日と求められます。
よくある質問
なぜ受精日ではなく最終月経から0週が始まるの? 受精は通常、最終月経の約2週間後に起こりますが、最終月経の初日のほうが本人にとって確認しやすく信頼できる日付です。そのため医学的な基準では最終月経を起点として妊娠期間を数えます。
確認する日付が最終月経より前だったら? その場合は経過日数がマイナスになり、妊娠が始まる前の日付であることを示します。結果も週数・日数がマイナス表示になります。
超音波検査(エコー)の代わりになる? いいえ。妊娠初期の超音波検査によって予定日が修正されることがあります。本ツールはあくまで目安としてご利用いただき、医学的な診断の代わりにはしないでください。