QBR/NCAAパサーレイティング計算ツールとは?
このツールは、アメリカの大学フットボール(NCAA)でクォーターバックのパス効率を評価する標準指標、いわゆる「QBR(パサーレイティング)」を計算します。米国の大学リーグで使われる公式計算式をそのまま採用しており、上限がないのが特徴です。短い距離のタッチダウンを量産した試合では、レイティングが200を超えることもあります。なお、これは日本国内のリーグではなく、あくまで米国NCAA向けの指標です。
使い方
シーズン通算でも1試合単位でも、5つのパス成績を入力するだけです。具体的には、完投数(コンプリーション)、試投数(パスアテンプト)、獲得ヤード、タッチダウンパス数、インターセプト数の5項目です。入力すると、パサーレイティングに加えて、パス成功率と1試投あたりの平均獲得ヤードがその場で表示されます。
計算式の仕組み
$$\text{レイティング} = \frac{8.4 \times \text{獲得ヤード} + 330 \times \text{タッチダウン} + 100 \times \text{完投数} - 200 \times \text{インターセプト}}{\text{試投数}}$$
各項目には重み付けがされており、獲得ヤードとタッチダウンを高く評価する一方で、インターセプトには大きなマイナスを課します。最後にそれを全試投数で割って平均化する仕組みです。
計算例
30回の試投で20回成功、250ヤード、タッチダウン2回、インターセプト1回の試合を例にとります。
$$\text{分子} = 8.4 \times 250 + 330 \times 2 + 100 \times 20 - 200 \times 1 = 2100 + 660 + 2000 - 200 = 4560$$
$$\text{レイティング} = 4560 \div 30 = \mathbf{152.00}$$このようにシンプルな計算で、効率の高いパフォーマンスが数値として表れます。
よくある質問
これはNFLのパサーレイティングと同じですか? いいえ、別物です。NFLでは0〜158.3に上限を設けた異なる計算式を使います。本ツールはNCAA(大学)の計算式です。
どのくらいの数値が良いとされますか? レイティングが150を超えれば優秀、トップクラスのシーズンでは180を超えます。
なぜ100を超えることがあるのですか? NCAAの計算式には上限がないため、効率の良いクォーターバックは150以上に達することも珍しくありません。