MCPで接続 →

計算を入力してください

公式

広告

結果

等価線量
1
シーベルト(Sv)
等価線量(mSv) 1,000 mSv
Radiation weighting factor (wR) 1

等価線量計算ツールとは?

このツールは、吸収線量(単位:グレイ、Gy)を等価線量(単位:シーベルト、Sv)に変換します。吸収線量は組織1kgあたりに与えられたエネルギーそのものを表しますが、同じエネルギーでも放射線の種類によって人体への生物学的な影響の大きさは異なります。等価線量は、国際放射線防護委員会(ICRP)が定めた放射線加重係数(\(w_R\))を掛け合わせることで、この違いを考慮した値です。

使い方

まず吸収線量をグレイ(Gy)で入力し、次に放射線の種類を選びます。各種類には標準的な加重係数が割り当てられています。X線・ガンマ線・電子線は \(w_R = 1\)、陽子線は 2、中性子線はエネルギーに応じて 5~20、アルファ線や重イオンは 20 です。固有の加重係数がわかっている場合は「カスタム」を選んで数値を直接入力してください。計算結果は等価線量をシーベルト(Sv)で表示し、日常的な比較がしやすいようミリシーベルト(mSv)でも示します。

計算式の解説

計算式はとてもシンプルで、$$H_T = D \times w_R$$ です。ここで \(H_T\) はシーベルト単位の等価線量、\(D\) はグレイ単位の吸収線量、\(w_R\) は単位を持たない放射線加重係数です。\(w_R\) は無次元のため、ガンマ線の 1 Gy(\(w_R = 1\))は 1 Sv に相当しますが、アルファ線の 1 Gy(\(w_R = 20\))は 20 Sv に相当します。

光子、ベータ線、陽子、アルファ粒子の放射線加重係数の棒グラフ
放射線加重係数(wR)は放射線の種類によって異なり、光子の1からアルファ粒子の20まで変化します。
吸収線量Dに加重係数wRを掛けると等価線量Hになることを示す図
等価線量は、吸収線量に放射線加重係数を掛けたものです。

計算例

たとえば、組織がアルファ線を 0.05 Gy 吸収した場合(\(w_R = 20\))を考えてみましょう。等価線量は $$0.05 \times 20 = 1 \text{ Sv}$$ つまり 1000 mSv となります。これは非常に大きな線量であり、アルファ線を放出する物質が体内に取り込まれると特に危険である理由を示しています。

よくある質問

等価線量と実効線量は同じものですか? いいえ、異なります。実効線量は、各臓器の感受性(組織加重係数)も加味して算出します。一方、等価線量は放射線加重係数のみを適用した値です。

なぜグレイではなくシーベルトを使うのですか? シーベルトは生物学的なリスクをより正確に反映するため、種類の異なる放射線を共通のものさしで比較できるからです。

自然界からの被ばく線量の目安は? 世界平均では、自然放射線による被ばくは年間およそ 2.4 mSv とされており、計算結果を判断する際の参考値として役立ちます。

最終更新: