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公式

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結果

パーセント点 x(失敗回数の整数値)
3
累積確率を満たす最小の整数x
連続値(実数)解 2.1506601031

この計算ツールでできること

このツールは、幾何分布のパーセント点(分位点)を求めます。累積確率と、1回あたりの成功確率pを入力すると、対応する値xを算出します。ここでの幾何分布は、最初の成功が起こるまでの失敗回数を数えるもので、x = 0, 1, 2, 3, … を台とします。その確率質量関数は \(f(x, p) = p(1 - p)^{x}\) です。

試行回数に対して幾何級数的に減少する幾何分布の確率を示す棒グラフ
幾何分布:最初の成功までにx回の失敗(または試行)を要する確率で、幾何級数的に減少する。

2種類の累積確率の定義

下側・上側のどちらの裾からでも計算できます。下側累積確率 \(P(x, p) = 1 - (1 - p)^{x+1}\) は、失敗回数がx回以下となる確率です。上側累積確率 \(Q(x, p) = (1 - p)^{x}\) は、失敗回数がx回以上となる確率です。求めたい側のモードを選び、その確率値を入力してください。

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左に下側領域P、右に上側領域Qを塗りつぶした2つの棒グラフ
同じ幾何分布における下側確率P(左)と上側確率Q(右)の比較。

計算式の解説

\(q = 1 - p\) とおきます。下側累積分布関数を逆算すると、\(1 - q^{x+1} = P\) から $$x = \frac{\ln(1 - P)}{\ln(q)} - 1$$ が得られます。上側累積分布関数を逆算すると、\(q^{x} = Q\) から $$x = \frac{\ln(Q)}{\ln(q)}$$ が得られます。xは失敗回数を表す整数でなければならないため、求めるパーセント点は \(\lceil x \rceil\)(小数点以下を切り上げた値)とし、0以上になるように調整します。なお、精度を重視する用途のために、連続値(実数解)も併せて表示します。

計算例

下側モードで \(P = 0.8\)、\(p = 0.4\) の場合。このとき \(q = 0.6\)、\(\ln(0.6) = -0.5108256\) です。 $$x = \frac{\ln(0.2)}{\ln(0.6)} - 1 = \frac{-1.6094379}{-0.5108256} - 1 = 3.151035 - 1 = 2.151035$$ これを切り上げると、整数のパーセント点は \(x = 3\) となります。確認すると、\(P(3) = 1 - 0.6^{4} = 0.8704 \geq 0.8\) であるのに対し、\(P(2) = 0.784 < 0.8\) であり、\(x = 3\) が正しいことがわかります。

よくある質問(FAQ)

なぜ切り上げ(ceil)でパーセント点が求まるのですか? 整数の分位点は、累積確率が目標値に達する最小のxだからです。そのため連続解を切り上げます。

p = 0 や p = 1 のときはどうなりますか? \(p = 0\) では成功が決して起こらないため、分位点は未定義(無限大)となります。\(p = 1\) ではすべての確率が \(x = 0\) に集中するため、分位点は0です。

Pをちょうど1にできますか? 下側モードでは、有限のxで \(P = 1\) に到達することはありません(累積分布関数は1に近づくだけです)。そのためこの入力は未定義として扱われます。

最終更新: