この計算ツールでできること
ラグビーユニオンの得点は、ワールドラグビー(World Rugby)が定める国際基準に従っており、ここで用いる点数は世界共通です。本ツールでは、5種類の得点プレーから各チームの試合得点を集計し、一般的なボーナスポイント制を使って勝ち点(リーグ戦のポイント)を算出します。具体的には、4トライ以上を挙げた場合の「トライボーナス」と、7点差以内で敗れた場合の「負けボーナス(ロージングボーナス)」です。ただしボーナスポイントのルールは大会によって異なるため、ここでの勝ち点は唯一絶対の基準ではなく、広く使われている「4トライ/7点差」方式として扱ってください。
各プレーの得点
トライは5点、コンバージョンゴールは2点、ペナルティゴールは3点、ドロップゴールは3点、ペナルティトライは7点です。ペナルティトライは、相手の反則がなければトライが成立していたとレフリーが判断した場合に与えられ、すでに7点がまるごと認められているためコンバージョンは行いません。
使い方
各チームについて、それぞれの得点プレーの回数を入力します。空欄やマイナスの値はゼロとして扱われます。計算結果として、各チームの合計得点、勝敗、トライ総数(ペナルティトライを含む。トライボーナスの判定に使用)、そして各チームの勝ち点が表示されます。
計算式の解説
各チームの得点は、
$$\text{Score}_A = 5\,\text{Tries} + 2\,\text{Conv} + 3\,\text{Pen Goals} + 3\,\text{Drop Goals} + 7\,\text{Pen Tries}$$で求めます。得点の多いチームが勝者です。勝ち点はまず勝敗から決まり、勝ち=4点、引き分け=2点、負け=0点となります。ここに、4トライ以上を挙げたチームには+1点、7点差以内で敗れたチームには+1点を加算します。勝ったチームや引き分けたチームには負けボーナスは付きません。
$$\begin{gathered} \text{League Pts} = \text{Base} + \text{Try Bonus} + \text{Losing Bonus} \\[1.5em] \text{where}\quad \left\{ \begin{aligned} \text{Base} &= \begin{cases} 4 & \text{win} \\ 2 & \text{draw} \\ 0 & \text{loss} \end{cases} \\ \text{Try Bonus} &= \begin{cases} 1 & \text{tries} + \text{pen tries} \ge 4 \\ 0 & \text{otherwise} \end{cases} \\ \text{Losing Bonus} &= \begin{cases} 1 & \text{lost by} \le 7 \\ 0 & \text{otherwise} \end{cases} \end{aligned} \right. \end{gathered}$$
計算例
Aチームが4トライ、2コンバージョン、2ペナルティゴールを記録した場合:
$$5\times4 + 2\times2 + 3\times2 = 30\text{点}$$Bチームが1トライ、1コンバージョン、1ペナルティゴールなら:
$$5 + 2 + 3 = 10\text{点}$$よってAチームが30対10で勝利します。Aチームは4トライを挙げているためトライボーナスが付き、勝ち点は \(4 + 1 = 5\) 点。Bチームはボーナスがなく、7点を超える差で敗れているため勝ち点は0点です。
よくある質問
ペナルティトライはトライボーナスの対象に含まれますか? はい。本ツールでは、4トライ以上かどうかを判定する際にペナルティトライを通常のトライに加えて数えます。
負けたチームが勝ち点2を得ることはありますか? はい。7点差以内で敗れ、なおかつ4トライ以上を挙げたチームは、負けボーナスとトライボーナスの両方を得て、合計2点となります。
引き分けのチームに負けボーナスは付きますか? いいえ。引き分けの場合、両チームとも基本点として2点を得て、トライボーナスを獲得できる可能性はありますが、負けボーナスはどちらにも付きません。