フラッシュ・トゥ・バン法とは?
稲妻の光はほぼ一瞬で目に届きますが、雷鳴の音が伝わる速さは秒速約343メートルです。そのため、稲妻が光った瞬間から雷鳴が聞こえるまでの秒数を数えれば、雷雲までのおおよその距離を見積もることができます。この計算ツールでは、その時間差をキロメートル・メートル・マイルの距離に換算します。
使い方
稲妻が光ったら、すぐに秒数を数え始めましょう(「いち、に、さん……」とゆっくり1秒ずつ数えるのがコツです)。そして雷鳴が聞こえるまでの秒数を入力し、「計算」ボタンを押します。すると、落雷までのおおよその距離が表示されます。
計算式の仕組み
距離は「時間 × 速さ」で求められます。音の速さを343 m/sとすると、時間差が\(t\)秒のとき、雷雲までの距離は\(t \times 343\)メートル、つまり次のようになります。
$$\text{Distance (km)} = \frac{\text{Seconds} \times 343}{1000}$$覚えておくと便利な簡易計算として、秒数を3で割る方法もあります。音はおよそ3秒で1km(約5秒で1マイル)進むためです。
計算例
たとえば、稲妻が光ってから雷鳴が聞こえるまでに9秒数えたとします。
$$9 \times 343 = 3{,}087 \text{ メートル} = 3.087 \text{ km} \approx 1.92 \text{ マイル}$$雷雲までの距離は約3kmで、これはすでに避難を始めるべき危険な近さです。
よくある質問
どのくらい近いと危険ですか? 時間差が30秒以下(約10km)なら、落雷が危険なほど近づいています。すぐに屋内へ避難してください。また、最後の雷鳴から少なくとも30分は待ってから外に出るようにしましょう。
なぜ343 m/sなのですか? これは気温約20℃の乾燥した空気中での音速です。気温や湿度によってわずかに変化するため、この計算はあくまで目安であり、正確な測定値ではありません。
「3で割る」簡易ルールはこの計算と一致しますか? はい、ほぼ一致します。秒数を3で割る方法は、343 m/sが333 m/s(3秒で1km)に近いため、正式な計算式とほとんど同じ答えになります。